前回の記事で、プラズマは電子やイオンがエネルギーをもらうから動きが活発になるんだということを書きました。ただ、エネルギーをもらうということのイメージが分かりにくいと考える方もいると思うのでもう少しわかりやすい表現にしたいと思います。
あなたが普通に道を歩いていたとします。しかし、上の写真のように背中を押されたらどうでしょう。
普通の人は前に飛び出してしまうと思いますし、全く予期せぬ動きをしてしまうと思います。
じつはエネルギーをもらうというのは、このように背中を押されることなのです。
自分が進もうとしているエネルギーに第三者の力が加わることなのです。自分の本来のエネルギーに予期せぬ力が加わることで勢いが増すということなのです。
大気中で考えれば酸素や窒素は普通にゆったりと動いています。しかし、そこに高温や高電圧という力をもらうことで電子とイオンがバラバラになりかつ動く力が増えるのです。動く力が増えることで酸素や窒素の電子やイオンは様々な効果を発揮するようになるのです。
