赤ちゃんのつかまり立ちのこと

さて、久々の更新です。

赤ちゃんを観察していて、ネタはたくさんあるのですが、
夜はバタンキュー、でブログの更新などする暇どころか
パソコンを開く元気もなく、日々があっという間に過ぎていきます。

先日、わが息子が1歳の誕生日を迎えました！
そして、私の育休ももう終わろうとしています。
4/1から職場に復帰です。

そして、なんと、
5月に「ロコモティブシンドローム」をテーマにした本を出版する予定となりました
このブログにもロコモについては記事を書いておりますが、
この1年間、執筆をしてまいりました。
発売されました際には、ここでもご案内しますので、どうぞ読んでください。
よろしくお願いします。

赤ちゃんを観察していて
びっくりする発見がたくさんあります。

今日は、つかまり立ちのこと。

赤ちゃん、一生懸命立とうと自分で練習をします。
それが、初めてつかまり立ちができるようになった時、
なんと、爪先立ちなのです。
それが、普通の立ち方が出来なくて、爪先立ちしか、できないのです。

普通、爪先立ちの方が筋力が要りそうで、
大変そう、と思いますね。

でも、逆にまだまだ足の筋力が弱いので、
足を一本の棒状にし、あたかもつっかえ棒のようにして、
しっかり支えられるようにしているのではないかと
観察していて思いました。

爪先立ちで足関節を底屈（足の裏の方へ足首を曲げること）させ、
足関節をロックさせて膝下が一本の棒状になるようにするのは、
まさに「バレリーナの足」です。

膝関節も過伸展（膝をめいっぱい伸ばし、まっすぐよりもさらに反るくらいまで伸ばす）させる様な感じにして、
かくっと膝折れしないようにしているんではないかと思います。

腓腹筋（ふくらはぎの筋肉）というのは
解剖学的に、
ちょうど膝関節が伸展しているときに足関節を底屈させる力が発揮される構造になっており、
理にかなっているのです。

子どもを産んで、こんな発見が出来るとは！
驚きです。
医師でもあり、研究もしてきただけに、
ついつい、観察＆考察してしまいます。

赤ちゃんの元気っぷり、運動能力の成長には
日々驚かされます。
毎日、自主トレをして、訓練訓練、練習練習、という感じです。
寝返り、はいはい、たっち。。。
そして良く寝る！

赤ちゃんから、これぞ健康の基本！を教わる気持ちです。

では良い日曜日をお過ごし下さい。

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「長生きは足腰が9割」
～足腰弱者　必読！
ロコモティブシンドロームの脅威～
（仮タイトル）
福田　知佐子

２０１４．５月　エフビー出版より発売予定！
どうぞよろしくお願いします
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