私は今、石垣島に滞在中です。
そんなわけで、今日もこちらに関する記事を書きたいと思います。
数日前、こちらの新聞、八重山新聞の一面記事に、県立八重山病院で医師が疲れていて、このままでは医療崩壊ですよ、という記事が出ていました。
だから、夜の救急外来を受診するのはよく考えてね、という講演会を病院側が市民達にしたと言う記事でした。
県立八重山病院は石垣島にあり、徳州会と並んで代表的な総合病院です。
八重山地方というのは沖縄の中でも石垣島を中心とする離島群を指し、
沖縄本島から飛行機で1時間、距離にして約400km南方の地方です。
八重山諸島は、
竹富島、
西表島、
黒島、
小浜島、
鳩間島、
新城島、
波照間島、
与那国島、
ですね。
その他、無人島もたくさんあり、あの話題の尖閣諸島も八重山諸島に含まれます!
その地域の医療を担っている病院で、医師が疲弊しているという話題でした。
なんでもないような症状でも気軽に救急外来に夜の時間外に受診したり、救急車をタクシー代わりで利用したり、ということが問題になっていました。
また、当直している医師は翌日もそのまま普通に勤務するとのことで、それではどんどん疲れがたまっていきますね。
月7-8回当直されているとのことで、
退職した外科医の先生は、
「二度とここでは働きたくない」
と言ったそうです。
分かります。
私もかつてそのような状況で働いたことがありますので。
そして、やっぱり体を壊しましたし、
二度とそういう勤務体制では働きたくないなぁと思いました。
そのときも、医師と病院で勤務体制についての討論会がありました。
その時に強く感じた事は、
夜になると、人は不安になるものですね。
何でもないような症状、たとえばおなかが痛い、頭が痛い、腰が痛い、など
翌朝まで待って、普通に病院にかかればよさそうに思える痛みでも、
夜になると、このままひどい事になるのでは?
もしや死ぬとか???
と、不安に掻き立てられてしまうものです。
また、実はその日の午前中からちょっと痛かったのに、その時は大丈夫かなーなんて放っていて、夜になったら、やっぱり今日中に見て欲しい、となるんですね。
残念な例は、日中は仕事が休めないから、夜来ました、という理由。
そんな理由で、人手不足の病院の夜間救急を混ませているとすれば、
「自重してもらいたい!!!」と医師側が怒るのも無理ないと思います。
夜になってやっぱり不安になるくらいなら、普通の診察時間内に早めに見てもらう、ということも大事ですね。
私が思うに、普段から自分のコンディションを把握できていれば、そんなに急に不安になる事はないと思います。
もちろん、場合によっては本当に急を要する、命を左右する状況が突然襲うという事もありますけれど、
救急外来では、そうでない患者さんも本当に多いので、
そういう方には普段から自分の体の状況を知ろうとする、心がけをお勧めしたいと思います。
普段から自分の体の疲れ具合を知っておく、
ちょっと疲れたら休ませる、
食事を気をつける、
睡眠を良くとるようにする、
などなど
コンディションを整えるように心がけておく事で、随分違います。
少なくとも、あれ、これはちょっと違うな、と気づけば、早めにお医者さんに診てもらっておくという心の余裕が欲しいですね。
そうすれば、夜の救急外来で、
「なんで、朝から症状があったのなら、今日の午前中の診察時間内に来てくれなかったの?」
「なんで、このくらいの具合だったら明日まで待って、普通に外来で診てもらわないの?」
と、(疲れ果てた)お医者さんに思われるようなことはないと思います。
そして、離島医療での医師不足という問題ももちろんあるわけですね。
当直して働いた翌日はやっぱりしんどいですから、
そのまま働き続けるのはきついです。
当直の翌日は交代して帰れるようになるといいですね。
都会の医療事情などはまたちがうところもありますが、
基本的には、やはり、夜間の救急外来は非常事態用、というふうに考えて頂くのがいいですね。
気軽に、または便利だから、という利用の仕方はよくないでしょう。
そして、なるべく非常事態を招かないように、一人一人が心がける事が大切ですね。
心にゆとりを持ち、早めに病院へ!
それから、無理をしないように、ちょっとおかしいなと思ったら体にブレーキを。
健康な毎日が送れますように!
今日も一日お元気でお過ごし下さい。
そんなわけで、今日もこちらに関する記事を書きたいと思います。
数日前、こちらの新聞、八重山新聞の一面記事に、県立八重山病院で医師が疲れていて、このままでは医療崩壊ですよ、という記事が出ていました。
だから、夜の救急外来を受診するのはよく考えてね、という講演会を病院側が市民達にしたと言う記事でした。
県立八重山病院は石垣島にあり、徳州会と並んで代表的な総合病院です。
八重山地方というのは沖縄の中でも石垣島を中心とする離島群を指し、
沖縄本島から飛行機で1時間、距離にして約400km南方の地方です。
八重山諸島は、
竹富島、
西表島、
黒島、
小浜島、
鳩間島、
新城島、
波照間島、
与那国島、
ですね。
その他、無人島もたくさんあり、あの話題の尖閣諸島も八重山諸島に含まれます!
その地域の医療を担っている病院で、医師が疲弊しているという話題でした。
なんでもないような症状でも気軽に救急外来に夜の時間外に受診したり、救急車をタクシー代わりで利用したり、ということが問題になっていました。
また、当直している医師は翌日もそのまま普通に勤務するとのことで、それではどんどん疲れがたまっていきますね。
月7-8回当直されているとのことで、
退職した外科医の先生は、
「二度とここでは働きたくない」
と言ったそうです。
分かります。
私もかつてそのような状況で働いたことがありますので。
そして、やっぱり体を壊しましたし、
二度とそういう勤務体制では働きたくないなぁと思いました。
そのときも、医師と病院で勤務体制についての討論会がありました。
その時に強く感じた事は、
夜になると、人は不安になるものですね。
何でもないような症状、たとえばおなかが痛い、頭が痛い、腰が痛い、など
翌朝まで待って、普通に病院にかかればよさそうに思える痛みでも、
夜になると、このままひどい事になるのでは?
もしや死ぬとか???
と、不安に掻き立てられてしまうものです。
また、実はその日の午前中からちょっと痛かったのに、その時は大丈夫かなーなんて放っていて、夜になったら、やっぱり今日中に見て欲しい、となるんですね。
残念な例は、日中は仕事が休めないから、夜来ました、という理由。
そんな理由で、人手不足の病院の夜間救急を混ませているとすれば、
「自重してもらいたい!!!」と医師側が怒るのも無理ないと思います。
夜になってやっぱり不安になるくらいなら、普通の診察時間内に早めに見てもらう、ということも大事ですね。
私が思うに、普段から自分のコンディションを把握できていれば、そんなに急に不安になる事はないと思います。
もちろん、場合によっては本当に急を要する、命を左右する状況が突然襲うという事もありますけれど、
救急外来では、そうでない患者さんも本当に多いので、
そういう方には普段から自分の体の状況を知ろうとする、心がけをお勧めしたいと思います。
普段から自分の体の疲れ具合を知っておく、
ちょっと疲れたら休ませる、
食事を気をつける、
睡眠を良くとるようにする、
などなど
コンディションを整えるように心がけておく事で、随分違います。
少なくとも、あれ、これはちょっと違うな、と気づけば、早めにお医者さんに診てもらっておくという心の余裕が欲しいですね。
そうすれば、夜の救急外来で、
「なんで、朝から症状があったのなら、今日の午前中の診察時間内に来てくれなかったの?」
「なんで、このくらいの具合だったら明日まで待って、普通に外来で診てもらわないの?」
と、(疲れ果てた)お医者さんに思われるようなことはないと思います。
そして、離島医療での医師不足という問題ももちろんあるわけですね。
当直して働いた翌日はやっぱりしんどいですから、
そのまま働き続けるのはきついです。
当直の翌日は交代して帰れるようになるといいですね。
都会の医療事情などはまたちがうところもありますが、
基本的には、やはり、夜間の救急外来は非常事態用、というふうに考えて頂くのがいいですね。
気軽に、または便利だから、という利用の仕方はよくないでしょう。
そして、なるべく非常事態を招かないように、一人一人が心がける事が大切ですね。
心にゆとりを持ち、早めに病院へ!
それから、無理をしないように、ちょっとおかしいなと思ったら体にブレーキを。
健康な毎日が送れますように!
今日も一日お元気でお過ごし下さい。