クマ取りのカウンセリングをしていると、必ずと言っていいほど聞かれることがあります。
先生、一度クマの手術を受ければ、もう今後クマが出てくることはないですか?
今回は、この疑問についてズバリお答えします。
嘘をついても仕方がないですし、正直に。
【answer】
どんな素晴らしいクマ取りの手術を受けたとしても、クマが出てくることはあります。
「目の下のクマ」というのは、とても便利な言葉です。
目の下がなんか変だなぁ。
疲れて見えるなぁ。
老けて見えるなぁ。
このような目の下の不具合は、全て「クマ」という単語に集約されます。
嫌な感じは、全てクマ。
そして、クマの手術を受けても、老化そのものを止めることはできません。
変になったなぁという感じをクマという便利な単語で表現するのですから、「術後は一生クマが出てきません」という保証は、現実的にはできないのです。
年齢を重ねると、誰にでも変化は起こります。
- 皮膚のハリは少しずつ失われ、
- 皮下脂肪は萎縮して下垂し、
- 眼輪筋の緊張は低下し、
- 骨格そのものも、少しずつ変形していく。
避けられない変化です。
まさに諸行無常ですね!
それでも商売上手なドクターの口からは、「もう二度とクマは出ません!」といった言葉を息をするように発します。
100%きれいになるよ!とか。恥ずかしい。
正直に言えば、そう言ったほうが手術を受けてくださる方は増えるでしょうし、利益になるのかもしれません。
そもそも老化を理解していないドクターも多い。
でも私は、分かっているのに嘘をつき、契約に誘導させるような説明はしたくありません。
ちなみに。眼窩脂肪の膨らみについて。
理屈だけで言えば、「脂肪をたくさん取ってしまえば, 二度と膨らみは出ません」とは言えるかもしれません。
ただしその代償として、
- 取り返しのつかない凹み
- 不自然な影
- 修正が極めて難しい後遺症
に悩む可能性が高くなります。
これは決して大げさな話ではなく、実際に修正相談で多く目にするケースです。
今日も、不適切な脱脂、過剰な脱脂の変形に悩む患者さんのご来院が複数ありました。
クマ治療は、「今どう見えるか」だけでなく、「数年後にどう変化していくか」まで含めて考える必要があります。
だからこそ私は、
- 取りすぎないこと
- 構造を壊しすぎないこと
- 将来の老化を見据えること
を大切にしています。
将来を確約する派手な約束はできませんが、長い目で見て後悔しにくい選択を一緒に考えることはできます。
皆さんの今、そして将来までも大切に考えたい。
その思いで医療に取り組んでいます。
⬇︎インスタのリール動画で説明しています⬇︎
https://www.instagram.com/reel/DUInxE0kw3A/?igsh=dDJ4eGE2M2Q4a3Bv
クマ治療について, もう少し体系的に知りたい方は、こちらの解説ページも参考にしてみてください。