凹ませるのではありません。滑らかにするのです。 | 美容外科医・Dr.安嶋“あじ先生”のブログ『あじブロ』

美容外科医・Dr.安嶋“あじ先生”のブログ『あじブロ』

あじまビューティークリニック・院長の安嶋康治(あじまやすはる)です。

クリニックで行っている美容医療のご紹介から、プライベートのお話まで、色々な事を書いています。
是非ご覧ください(^^)

◆形成外科専門医◆

目の下のクマ取りについて、間違った認識をしている人が本当に多いです。


患者さんも、そして、ドクターさえも。




例えば、こちらのモニター様。

クマがかなり目立っています。


目の下は、確かに膨らんでいるように見えますので、脂肪を取ってしまえばいいんじゃないか?

そう思う人も多いでしょう。

この赤いエリア。



でも、周りをよく見渡してみると、皮膚は薄く、皮下脂肪もほとんどついていないことがわかります。

青いところは、むしろボリューム不足。




そもそも眼窩脂肪は増殖して膨らんでくるのではなく、眼窩脂肪を包み込む壁が弱まり、目玉に押されて前に出てくるのです。

むしろ辛いと共に眼窩脂肪は減ると言われています。


なので、眼窩脂肪は取るのではなく、緩んだ壁をピン!と張り直し押し込めるのが正解です。


ハムラ法です。



こちらのモニター様は、ハムラ法だけではボリュームが不足していたため、下瞼周囲に脂肪注入を、さらには上まぶたにヒアルロン酸注入を追加しています。



裏ハムラから1年半、脂肪注入から半年、

ヒアルロン酸注入から2週間後です。




と〜っても綺麗な仕上がりで、若々しくなりましたよね。


もはや、脂肪を取る脱脂とは真逆のことをしているのです。



脱脂=クマ取りではありません。

脂肪を取る=若返りではありません。



むしろ、脂肪は若さを保つ大切な財産です。


本当の意味で脱脂が適応になるのは眼窩脂肪が生まれつき多い時のみであり、さらに、目元の痩せがなくて老化現象が全くない若い人に限られます。



安易な脱脂は、いまいちだったどころか、逆に老化してしまった、クマが酷くなってしまったという悲しい結果に繋がります。


正しい治療を選びましょう。

(正しい治療を選んでくれるドクターを探しましょう。)





 

 今回の施術の概要

 

 
☑︎施術名

①裏ハムラ法 ②脂肪注入 ③ヒアルロン酸注入

☑︎リスク
出血・感染・結膜下出血・結膜浮腫・左右差・陥凹・下眼瞼変形(外反や内反)など。
②脂肪生着不良・しこりなど。
③内出血・血腫・凹凸・アレルギー反応・血管塞栓など。
 
☑︎通常料金(税込)

 ①495,000円 ②440,000円 ③88,000円+特殊部位手技料22,000円

 (静脈麻酔代別途55,000)

予防接種モニターは随時募集中です予防接種

(モニターの適用には審査があります)