脱脂(脂肪取り)は凹ませる手術、修正多し。 | 美容外科医・Dr.安嶋“あじ先生”のブログ『あじブロ』

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あじまビューティークリニック・院長の安嶋康治(あじまやすはる)です。

クリニックで行っている美容医療のご紹介から、プライベートのお話まで、色々な事を書いています。
是非ご覧ください(^^)

◆形成外科専門医◆

こんばんは!


いつもブログをご覧くださりありがとうございます!

ブログを見てご来院される方も多く、嬉しく思います♪




さて、今日もモニター様のご紹介です。


こちらのモニター様。

「クマ取り」という名前で有名になっている脱脂を他院にてお受けになっています。


クマ、治ってますか?

いやいや、窪んでクマになってますよ…。


下まぶた全体が窪んで影になっています。

影になることで皮膚の色も悪く見えますし、皮膚が萎んでシワが深くできています。

そして、ハの字の溝も強いです。


これでは、膨らみが無くなった(窪んだ)だけで、クマが治ったとは言えませんよね。



脱脂後の修正は色々な方法があり、状況や患者さんのご希望より使い分けていますが、今回は脂肪注入で修正しました。


【術前➤術後1ヶ月】

窪んだクマが治りました。

お顔が明るく見えますね!




完成は3ヶ月以降なので、またご紹介します。








こちらのモニター様ではないのですが…

脱脂後の窪みの修正にご来院された方が、こんなことをおっしゃっていました。


執刀医に窪みの相談をしたら、

「そんな真顔で怖い顔しているから窪みが目立つんですよ。笑っていれば盛り上がって窪んで見えないから、笑っていれば良いんです。」

と言われました。  …と。



なんという酷い話でしょうか…

唖然としました。


まずは真顔で綺麗なのが最低基準であり、笑ったりしても不自然な部分がないというのが更なる好条件です。


脱脂で窪んでショックを受けて笑顔になれなくなって相談しに来ているのに、笑え、と。


それに、常に笑っているなんて生活上あり得ないですね。


話を聞くだけでも、私もショックです。



真顔で綺麗。


笑っても、不自然さ無し。


これが、治療の正しいゴールです。




みなさんが、正しい知識と高い技術を持ったドクターと出会えますように。

あじクリを受診するのが1番の近道!


そして、脂肪の取り過ぎで涙する人が少なくなりますように。


そんな思いで、細々とですが発信を続けていきますので、今後ともよろしくお願いします!




バズっている先生が正しいというわけではありません。逆に他の先生が言わないことを言っている訳で、怪しさが増しますが、なかなか区別は難しいですもんね。


お気をつけくださいね!