20代の女性の方。
頚椎(首の骨)3番が右にずれているので何とかして欲しいとの事です。
詳しく伺いますと肩こりが酷くてマッサージを受けていたが、そこで頚椎3番の右方
変位を指摘されたが、一向に治らないとの事です。
拝見しますと、確かに頚椎3番が右方変位しており押痛もあります。
この頚椎3番が歪みますと首の痛みだけでなく鼻詰まりと視力低下や酷い場合は胃下垂
にも関連しており、この方は肩こりの他に右の鼻詰まりにもお悩みでした。


この場合、先ずは肩の僧帽筋の硬結(※①)を弛緩させてから、頚椎3番に影響して
いる肩甲挙筋を弛緩させます。
この肩甲挙筋は僧帽筋の下に在るため直接に触れる事が出来ませんので、腕の上腕三
頭筋の反射点を使って弛緩させ、肩こりを消失させます。
次に前腕の腕橈骨筋の反射点を使って首回りの筋肉を弛緩させた後、頭の側頭骨にある
反射点で頚椎3番を矯正し、鼻の通りが良くなったことを確認して終了です。


※頚椎スラスト法は危険を伴うため行っておりません。
※当院の整体術は、無理な力技(チカラわざ)を使わない「無痛施術法」ですので、
  どなたでも安心して受けて頂けます。
※①硬結=筋肉が硬く固まった状態。
※あくまで一例ですので、結果には個人差があります。
※ご本人様のお許しを得て、書かせて頂いております。