さゆりへ

 

さゆりのじいじが亡くなった時、

さゆりは1歳10ヶ月、ママは37歳、じいじは64歳でした。

 

人はいつか死ぬと分かっていても、それが家族の場合、受け入れるのはとても難しい。たとえじいじの死を受け入れても、納得しているということではないし、自分の立場に置き換えて死の迎え方を考えてみたりする。

 

私は日頃からいつ死んでも後悔しないように生きている。でも、私が死んだら、さゆりはどうなるのだろう。娘の成長に携われないことほどの後悔はない。心配で成仏できないかもしれない。あれもこれも伝えたい、ママがいなくても困らないようにしてあげたい。人生の大事な局面をサポートしてあげたい。だからこの日記を書きます。ただのママの自己満足だけどね。

 

さゆりが何歳の時にこの日記を読んで、どう思うのか、少しでも役に立つことが書けるのか全く分からないけれど、私の日記をあなたに捧げます。

 

ママより