この写真を見たときに、永野芽郁ちゃんのイメージが、「僕たちがやりました」の時とずいぶん違うのに驚きました。




このドラマの時に、とても大人びた綺麗な子だな~って思ってて、「るろうに剣心」の燕だとは知らなかった。
実際に高校生だと知ったときも驚いたものです。



そして、鈴愛を演じている芽郁ちゃんの何に気持ちが動くか、と言ったら、バカみたいなんだけど寝転ぶ所なんです。




芽郁ちゃんは、普通に演技が上手なんだけど、寝転んで気持ちを表すときの動きがなぜだか好き。
これは、初めてQ10を観たときに、健さんのリアクションに釘付けになったときと少し似ている。
他の誰とも違う動きなのか、どこがどう違うのか自分でもよくわからない。
ただ、私の目を引き付ける何かを感じる。
後、前のめりで人に聞き込む仕草?体勢?かよくわからないけど、どこかあか抜けない雰囲気を作り出すところも注目している。

つまり、永野芽郁ちゃんはかなり好きな女優さんの一人らしい爆笑


まあ、それはどうでもいい。


鈴愛は、自分の気持ちに向き合いましたね。
不思議なことに、いろんなことに自己肯定的で前向きな鈴愛は、律に関してはずっと秘めたる引け目を持っていたんですね。


生まれたときの猿呼ばわりが尾を引いたわけではないでしょうが(笑)  たぶん、ずっと律に独占欲を持ちながら、律に自分は似合わないと思ってきた。

だから、律は幼なじみで、肉親に近くて、親友だけど恋人にはなれない。いやならない、と自分に言い聞かせてきた。
律は清に一目惚れしたけれど、その後何も発展していなかったときは、余裕でユーコに『やるよ』と言えるほど自分を騙せていた。

正人にときめいた時は、これで律の呪縛から解放されると思ったんじゃないかな~。
正人にときめいたのは本当だったはず。
だけど、正人には見破られていた。


清が律と再会して、付き合い始めると自分を誤魔化しきれなくなっていく鈴愛。
清も鈴愛に嫉妬する。そりゃそうですよね。
あんな幼馴染みが近くにいたら気になって仕方ない。
ただ、もう少し律と清の楽しそうなエピソードもあってよかったかな~。
律があまり楽しそうじゃなく、なにかと上から目線のカッコつけたやな奴に見えちゃう。
結局律は、全部鈴愛のせいにして引っ越して行った訳だけど、本当は鈴愛より律の方が離れることで痛手を負うと思う。







律がどこに越したのか、ドラマは2年経っても教えてくれないけど吉祥寺だと良いなあ❤️と思うのは私も(笑)
だって、せめて正人くらい近くにいてくれないと律は浮上するの大変だと思うんだよね。
清は少なくてもしばらくは一緒にいるだろうけど、律のよすがになれるのかはちょっと疑問。







鈴愛はずっと誰かに、もっと言えば律に自分の大変な時の拠り所になってもらってて、いつだって本音を言える相手がいた。
自分をさらけ出すことに抵抗がない。
なぜなら、どんな自分でも律が認めてくれていたから。


「大事なものを捨てたい」
こんな時も律に委ねれば、

『なあ、鈴愛。今それを見たくないからといって、捨ててしまったらもう取り戻せないんだ。本当に捨ててしまっていいのか?
捨てるのはいつでもできる。いっそ晴おばさんにでも預けたらどうだ?なんなら俺が預かってもいいけど』
みたいなアドバイスを貰えただろう。

あるいは、『それなら、俺が貰っといてやるよ』
とか。
そんなのを、ユーコやボクテに望んでた気がする。
甘え体質ではあるけど。

それを秋風先生にスパッと斬られて、逆襲する鈴愛の容赦ない言いぐさは、

ちょちょちょ!鈴愛、言い過ぎでしょ~!!!!
って感じだけど、感情と言語が直結してるんだな~と思う。





まあ、どっちもどっち似た者同士とも言えるふたり(笑)
秋風先生も、結構な暴言はくよね。
って言うか、たぶん秋風先生と鈴愛はどこか感情の機微が似ていて、どちらも相手にえぐられると感情の発露が押さえられなくなるのかな。
他の人にはそこまで酷い暴言にはならない気がする。


実は本当はわかってて、あえて表に出さずにはぐらかす事があるところも似ている。
菜生ちゃんの涙が鉄板に落ちた時も、ボクテが味がしないと言って暗い方向に行きそうになった時も、自分がアホなことをやることではぐらかす。宇太郎さんが、落ち込む晴さんにボケるのと似ている。
 

アホをやってボケるのはともかく、自分の感情を押さえられないのは、ちょっと成長しないとね。



鈴愛がこれからどれだけ成長して、大人の女性になっていくのか、じっくり見ていきたいと思います。
律は突然いい男になって出てくるのかな。
その成長過程が見られないとしたらちょっと残念。
来週、ちらっと出るとか。どんなかな~




あさイチさん、最高爆笑