旦那と一緒に「長い言い訳」を観ました
本木雅弘さん主演の邦画
冒頭の主人公のクソかげんにイキナリ腹が立った(笑)
妻へ対する態度が本当にクソ!!
そんな夫はやっぱりそうだろうね~の展開、不倫野郎だった
その後の夫婦のやり取りを楽しみにしたら、妻が不慮の事故で亡くなってしまって驚いたけど、主人公の最低さに引き込まれてしまいました(笑)
妻が死んでしまったであろう【その時】に、不倫密会
しかも現場は夫婦の自宅ベッド
妻の留守中に女を泊まらせていて、事故の連絡がきた時もいちゃいちゃ中だったわけだけど・・・
その後に女が泣きながら夫婦宅に来て、主人公に「夜も眠れない」って泣きついてきた
罪悪感らしいけど、私は観ていてそう思わなかった
ただ単に自分が楽になりたくて「君のせいじゃない」って言って欲しくて来ただけだと思ったよ
重たい現実を背負いこみたくなくて、自分は関係ないって証明が欲しかったんじゃないかな
その証拠に主人公に適当な事言って立ち去って消えた
その後は映画の中では存在すら無い感じ
不倫するヤツの自己中バカさ加減を普通に現してたと思う
映画は不倫のことをどうこう言ってるわけじゃなく
突然居なくなる 【そばにいる人】 を失くす側の心の動きを、描いているんだと思う
主人公だけじゃなく、
妻と一緒に亡くなった【妻の親友の家族】である、夫と幼い子供達
まるで違う人達がそれぞれ生活を続ける様子が、色々と考えさせる内容だった
あまり言うと長くなるので映画の内容は書きませんが、私はあらすじを知った時に絶対に観たいと思った映画です
旦那に感想を聞きました
2人で思ったことを言い合い、その結果・・・ 2人で泣いた
旦那は不倫を本当に後悔しているし、その後の自分も後悔しているから泣いた
私は“主人公の妻の描写”から感じた気持ちを説明し、私の考えの通りなら・・・私も同じように思ったし、今も思う時があると言って号泣した
そして旦那はそれを見て、大きな後悔と懺悔で泣いた
私は旦那に「好きだ」と自信を持って言えない
だけど今はまだ一緒にいたい
それを正直に言った
それは当たり前だと思ってる、もう100%で好きだと思えないのは当然だと思う
好きか嫌いかで言えば好き、それで良い
嫌われてなければ、俺はそれで良いと思ってるよ
と旦那は言ってくれた
この映画を観て、そばに居る事を当たり前じゃないって気づく事
何気ない日常で、その人が大切だった存在だと感じる事
失ってからでは遅い事
そういう事を感じる、考えるのがいかに大事なのか知るきっかけになったと思います