小説指原莉乃リライト第十七章~ゆいぱる伝説、二人で綴る最終章 前説〜さんま御殿ぱるる久々の出演 | 散り急ぐ桜の花びらたち~The story of AKB.Keyaki.Nogizaka

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小説家を目指しています。ゆいぱる推し 京都地元大好き 鴨川のせせらぎと清水寺の鐘の音の聞こえるところに住んでいます。






 

 

こんにちわマナです

来週ぱるる久々のさんま御殿出演になります


おそらく一年以上はブランクがあると思われるぱるるの出演。

もう準レギュラーで確定で四季折々の度には季節が移り変わるようにぱるるも出演するとか、大見得切ってほざいてた私にすれば???でしかなかったこの一年でした

あれだけ出演する度にちゃんと十分すぎるほどの爪痕を残し

返しも外すことなく、さんまさんとの息もピッタリだったぱるるがなぜ呼ばれないのか、疑問しか残らないこの一年だったけど。

ただ今回のテーマは「怒られた」でまるでぱるるの為に企画されたようなテーマ

それもぱるるはおひとりさま論を出版したばかりの絶好のタイミングでの出演

やっぱりさんま御殿日テレさんからはぱるるは推されてるよねと思わずにはいられないこの扱い。

そう考えれば何かこの一年はぱるるサイドで訳有だったのかもしれない

ぱるる自身がスペシャルネタを考えるのにプレッシャーを感じてNGを出していたとか。何かしらのぱるる的な事情があったのやもしれない。

ぱるるならありそうですよね。

大人になったとはいえぱるるはぱるるだから、良い意味でのわがままは健在。

天下のさんま御殿、オファー断ってたとか。ぱるちゃんならありそう(笑)


でも楽しみですね。卒業後、横山由依の名前をぱるるの口から聞けたことは一度もないんだけどもしかしたら今回はあるかも

汗の件もそうなんだけど、怒られたがテーマだから、総監督にゆいはんが成ってからは会う度に怒られてたのは有名な話で、そこはそんなエピソードをぱるるが入れこんでくることは十分考えられるし。

そこのところを上手くまとめてくれたら、ぱるちゃん初めての踊るヒット賞も見えてくるんですけどね。おもいきってくれないかな…。


ということで前説はここまで

いつもながらに安定のだらだらウダ話、読んでいただきありがとうございました

今回はそんなゆいはんとぱるるの2人の切っても切れない縁と絆のお話

それでは読んでいただける方は次へとお進みくださいませ






𓂃𓈒𓂂𓏲☆.・𓂃𓈒𓂂𓏲☆.・






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もしぱるるがAKBに入ってなかったら、そんなことをよく考える
あんたなら何をやれたんやろとか、何になってたんやろとか。

女優?、モデル?、バラドル?、頭はいいし発声もちゃんとできる子、大学に行って女子アナという道もあったんかも。
「おはようございます。島崎遥香です。朝のニュースをお伝えします」
ふふっ、あるある。塩ぱるアナ。

けど、言えることは何を選んだとしてもあんたは当然のように世に出て来たんやろと思う。
はじめは、塩でポンコツで、お前の代わりなんかいくらでもいる、そんなことを言われたとしても、それでもぱるるの存在を最後には無視できなくなる。気になる、ほっとけない、必ずそういうふうになる。

ずっとあんたの笑顔も涙も人一倍見てきた私が言うねんから間違いない。

そやけど、そういう意味ではぱるるは少しばかり遠回りしたかもわかれへん。
あんたなら別にAKBをステップにせんでも夢に直結できたはず。
そんななかで、あんたはAKBを選んでくれた。何となく入っちゃった
それでもええ、とにかく私達の前にAKB48として姿を現してくれた。
ぱるるをアキバで見れたこと、それこそが私達の奇跡。

そう思えば、例の水着の件も私らのええ思い出や

「ぱるるの水着?それがAKBだよ、私も着たくなかったら全然着ないもん」
さしこの言葉、あんたにはどう響いたんやろ
誰もなにも言わなかった不思議な時間
もうみんなはぱるるとの思い出作りをはじめてたのかもしれへん、

語りかけてるんや、自分自身に。
胸に刻もうとしている、心のアルバムにあんたの笑顔だけを残そうとしている

もう引き止めないほうがいい、あの人の言葉に私は何回首を振ったかわからへん。
卒業は本人が決めること、そんなことは私らには聞こえへん
九期の卒業はみんなできめる、それはあんたが言い出したことや、ぱるる。

ほんとの卒業は島田や、こまりこ、みなるん、すずらん、みゆ、彼女らが決める。
文句があるならカスタマーセンターでいつでも受け付けるで、ぱるる
                 
                       ──由依




由依からのこんな長いメールは初めてだった

「ほんとの卒業?もう12月31日って書いてあるはずだよ、卒業証書に。
そんなものがあればのはなしだけど」

それだけ書いて島崎遥香はiphoneの返信ボタンを押した。
涙はもう流さない、由依に卒業を告げたとき遥香はそう誓ったはずなのに、込み上げて来るものが胸のなかにととどまらず、彼女の瑠璃色の瞳を静かに濡らしていく。

「由依たちはまだ私に何かを期待している」
ホントに馬鹿だね、由依も島田も。
そんな最後の言葉は涙でもう声にはならなかった。

 

 

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チャンスの順番はみんなに等しく回って来るなんてもう誰も信じていなかった。

 

一握りのメンバーだけがスポットライトを浴びる。

選抜総選挙の順位だけで自己が評価される。

たった年に一度のファンの審判で彼女たちの一年はきまる。

努力は必ず報われる、このたかみなの言葉は努力が報われる事のないAKBに対する痛烈なメッセージであることを誰も知らない

選抜総選挙の圏内と圏外 その天国と地獄の狭間で揺れるメンバーたち
総選挙の神様は無慈悲にそして至極当然のように勝者を天国へと誘い敗者を地獄へと振り分ける。
そしてランク外のメンバーは雪崩を打つようにバラエティー班の予備軍へと姿を変えていく。

何とかしなければ・・・由依総監督の焦りと苦しみは増していく。
たかみなのような言葉の重みもない、変わったことも言えない。小洒落た返答もできない
けれど彼女はどこにでも誰に対してもしっかりとした言葉を残していく。当たり前の事を当たり前のように言う。それは、とても勇気のいることだと思う。


今までAKBをしらない人にAKBを知ってほしい。
みんなで笑ってみんなで泣けるAKBを築いていく
そんな横山由依の意識のど真ん中にいたのが誰あろう島崎遥香。

順調に上り詰めてきた次世代エースは去年その歩みを止めた。
けれど9位に落ちたそのステージで彼女は誓った
由依と一緒に第二章を作っていく

今となってはこの言葉は虚しく響くかもしれない
けれどその言葉で苦しみ悩み抜いていた横山由依は救われる。
一人じゃない、ゆいぱるで私達は一人前、それでいいんだ
真っ暗闇だった次期総の道が嘘のように晴れた
そして今の横山由依がある。

辞める時は一緒、その望みはもうかなわない

二人のこれから行く道は重なり合うことのないV字道
由依は由依の道をもう極めるしかない。背負うものの大きさを噛みしめて彼女は歩みを進める。
ぱるるは夢の入口を見つけた。女優としての才能の蕾ははち切れんばかりに実りの時を待っている。あとはその階段を上り詰めるだけ。

けれどまだまだ私たちは下を向かない。、なによりまだ三ヶ月、ゆいぱる最終章の燃え上がるような煌めきは残されている。何処までも心に残る、胸躍る由依とぱるるのひとときの第二章。
さぁ、伝説を残そう、誰にも負けない、みんなが語り継ぎたくなるようなゆいぱる伝説を。そして願おう、いつかまた二人で笑顔でステージに立てるその日のことを。

 

 

 

 

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