世界フィギュアの最終日 突然中止を告げられる
集められた氷上の天使達 悔しさに涙がにじむ
演技ができないからではない
伝えられないこの想い 行き場のない怒り
想いを吐き出すように 一人の選手がラ・マルセイエ―ズを歌い始める
次々とあとにつづき 歌い出す我が友 我がライバル
おそらくフランスの そして世界の人々が感じたことだろう
彼等を通じて 祖国の想いが ひとつになったことを
彼らの歌声がフランスの人々の心の傷を優しく包んだことを
日本はフランスとともにある
欧米とともに テロと対峙する NIPPONという国
日本人は 果たして 歌えるのだろうか
君が代を
国の為ではなく
愛する人々の為に