一昨日はNO TRUNKSにおじゃまして、ほんと、久々に阿部薫を聞いた。今は議員になった女性が司会してるw、番組の阿部薫特集も久々に。『なしくずしの死』『彗星パルティータ』『北(NORD』は80年前後、学生のとき悶々と体験。もうアナログ盤は売ってしまったが。
写真の『解体的交感』、ギターの高柳昌行とのデュオ。素晴らしい! 阿部のアルト・サックスは確実に “日本の言語” で何かを語る。昭和歌謡的な大きな歌心も。義太夫の太夫のようでもあるし、高柳のギターは三味線、或いは琵琶の曲師のようにぴったり息が合っている。伝統芸能の趣だ。まいった。
とはいえ。こういう感想は、同時代的に体験された方からすると、クソなものであるだろうことも想像がつく。はあ?日本の伝統芸と比べんな、とか。申し訳ありません。1960年生まれの、後追いのあかんジャズ・ファンなんで。音楽と闘争とか、わかってないんですよ、未だに。
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電車内での帰り際は、CDウォークマン (死語ばいw) で、ブラジルのイヴァン・リンス 『ある夜』収録の「デゼスペラール・ジャマイス (決してあきらめはしない)」、と、やはりブラジルのコーラス・グループ、ヴィヴァ・ヴォスのこの曲のカヴァを交互に聞き続け。“ポジティヴ” なパワーに圧倒されて、気分は上々。これも “闘争” の歌だ。
“決して絶望しちゃいけない
この何年かで 僕らは随分勉強した
それに 我慢できっこないじゃないか
前半で試合を放棄するなんて
つっぱしっちゃいけない
途中でへたばるのも駄目だ
忘れるなんて とんでもないこと
(中略)
決して絶望しちゃいけない
合図は隠れて送るんだ 見られちゃおしまいだから
決して絶望しちゃいけない
合図はうまくやるこった もう一度立ち上がりたければ ”
「デゼスペラール・ジャマイス (決してあきらめはしない)」 国安真奈訳 より。
こんなところで、申し訳ありませんm(_ _)m
合図は隠れて送りますので、宜しくお願い申し上げます!
(後藤幸浩)

