年末ということで購買意欲が高まっているのか、CDをちょくちょく買っている。と言っても特にお金があるわけではないので笑、安いものを探してディスクユニオンで粘っている。「ああこれ欲しいけど、1200円超えてるかー。AppleMusicにもあるし今回はパスかな」とか、店内でおんなじように逡巡されてる方(多くは中年男性)多いのではないでしょうか笑?
そんなおっさんでも、最近立川ユニオンで発見して即買いしたのが、下記画像CD。いや中古で650円という安さだったから即買い決断したってのも正直あるが、ルイ・ジョーダンのこんなCDあったなんて知らなかったので店頭で一人興奮しながらレジに向かった笑。
ルイ・ジョーダン「ベスト・ライヴ」。「JAZZ門外盤シリーズ」の一枚として1992年に発売されたそう。全16曲中11曲が1949年の録音で、それ以外は48年。どれもラジオ放送のためにロサンゼルスで録音されたものとのことで、音質はそれほど悪くない。
で、何よりも盛り上がるのが演奏内容。特に49年のルイ&ティンパニー・ファイヴの演奏は想像していたものよりもかなりかっこよい。スタジオ盤よりもスピード感がある。各メンバーのソロは長いし、煽りも多い。そこには、戦前アメリカ黒人ジャズのビッグバンドの音と、R&Bにつながるジャンプの音が混在している風が聴き取れる。その辺りがルイ・ジョーダンを今聴いても面白いと思える肝なのかなということが、今回このライヴ盤を聴くことで改めて認識できた。
“ルイ・ジョーダン&ヒズ・ティンパニー・ファイヴは、飛び跳ねるような、R&Bとジャズを一緒くたにしたようなものを演奏し、それは凄かった。コメディーもたくさんやったが、必要とあらばブルーズだってやれたし、コメディーの合い間になんでもやった。ルイはアルト・サックスをじつにうまく吹いて、歌も抜群にうまかった。ルイ・ジョーダンこそが当時のベストだ。世間の大半はそれを忘れてるけどな”(俺がJBだ!~ジェームズ・ブラウン自叙伝より)
帝王ジェームズ・ブラウンが大絶賛し憧れたルイ・ジョーダン。個人的にはこのライヴ盤を聴くことで、上のJBが言ってることがこれまで以上にものすごく腑に落ちた。当然ながらジャズ100年のおすすめです。中古で見つけたら買ってください!そして、どなたかお願いだから再発してください!!(後藤敏章)
