昨日の試合で、北海道代表の遠軽高校が見事、初戦を突破した。

いわき海星高校もエース鈴木投手を中心とした纏まったチームで、紙一重の勝利だったと思います。

次の試合は雨などで順延しなければ大会7日目、3月28日の第一試合に大阪桐蔭高校
と対戦する。

大阪桐蔭高校といえば、大会3連覇を目指
す強豪校。
かなり、手ごわい相手である。

野村克也さんの著書にこんな一節がある。

いざ強い相手を前にすると、人はその存在感や「名前」からプレッシャーを受け、戦う前に戦意を失うことがある。
いわゆる「無形の力」によって、じわじわと真綿で締め付けられるような感覚に陥ってしまうのだ。

どんな強いチームでも、彼らが束になって襲いかかってはこない。バッターボックスには、一人ずつやってくる。個々をクローズアップしていけば、必ず弱点は見つかる。

なるほど!!

昨日のスポーツ紙のコラムに大変興味深い記事を見付けた。

初出場岩国商業 8番重石遊撃手。
試合後のインタビューで「自分はパワーがないし打てない分、相手の嫌がることをやろうと思って。粘れば他の選手に甘い球がくるかもしれない。その役割は出来たと思います。」

この日2打数1安打2四球だった。
相手投手になんと一人で計31球も投げさせた。
「難しい球が来たらポイントを遅らせてフルスイングするんです。そしたら(右のファールゾーン)に行く。練習しました。」

相手を観察し、個々が自分の役割を果たせば勝機が見えて来るかもしれない。

遠軽高校には、決勝に進出して大阪桐蔭高校と対戦出来たという位の気持ちで、持ち味を存分に発揮してもらいたい。
また私達“道産子”を楽しませて下さい。



Android携帯からの投稿