自然療法と暮らしのお教室 double drops

菊地 裕子 です。

 

アロマをリラクゼーションではなく

メディカルに捉えて勉強を続けていると

 

「もっと医療的に使われればいいのになぁ〜。。。」

と思うことも多いんですよ。

 

世界には研究者もたくさんいて

薬理作用のエビデンスも出して

医療現場で使われている話も聞くのに(少ないけれど)

(フランスでだって、医療として使うことはほぼないんですよ。)

 

フレグランスの域を出た使い方は

なかなか広がらない。

 

 

それは精油は自然の産物で

品質が一定しないということもあります。

 

医療分野では

明確なエビデンスがないと認められないけれど

医薬品の研究・開発・治験のレベルで

精油を扱うことは、まぁ難しいですしね。

 

 

でもさ

漢方は認められているじゃない!

医療だと。

 

漢方の生薬だって、自然の産物ですよ?

植物を使っている薬がとても多いです。

 

なのに、アロマテラピーの未来は開けないんかい!?

 

って、思っていたんですけどね。

 

 

先日、薬学部で生薬・漢方医学を教えていらっしゃる

佐藤 忠章 准教授のお話しを聞いて、納得したんです。

 

 

漢方は絶大な経験値があると

医学会が1970年代頃(だったかな?)に認めて

生薬を医薬品として、たくさん登録させたという歴史があるんだそう。

 

そこから漢方は医療として

病院の診療科目となっていますよね。

 

でも、科学的立証となると

実は、まだまだ全然追いついていないんだそうです。

 

 

なるほど。

 

 

 

そしてこの先

 

収穫時期や生産所でバラツキのの大きい精油が

医療行為として認められていくにのは

なかなか難しい…と。

科学的な研究結果を蓄積する必要がある、とのこと。

 

 

一般的には「香りの癒し」という認識が一番多いアロマテラピー。

 

アロマトリートメントは

セラピストの手技の効果と区別がつけられない。

 

 

それを確実な有効成分量を投与して

体の反応のデータをたくさん集めた西洋医学と並べるのは

お医者さんも許しちゃくれないよねぇ。。。

 

 

でも!

だからこその

補完代替療法として

健康のためにもっと広まっていくといいな!

 

ということで

今年も地道に自然療法を広げていく発信を

続けていきたいと思います。

 

本年もどうぞ、よろしくニコニコ

 

 

 

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