自分のことは自分で診る、「自分と出会う」自然療法

 

自然療法と暮らしのお教室 double drops

菊地 裕子 です。

 

 

暑い日が続きますね〜。

日本の夏は湿度がとても高いです。

 

不快指数が高いんですよね。

夏バテしていませんか?

 

 

ついつい冷たいものを摂る機会が多くなって

胃腸も疲れがち。

 

おまけにこうも暑いと

どうしても冷房の効いた部屋で過ごすことが多いです。

 

 

意外と体は冷えているんですよね。

 

 

疲れた胃腸に冷えも相まって

どんよりとした腹痛を感じる人も多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

そんなときに、お腹をいたわる

セルフアロマトリートメントはいかがでしょうか?

 

オイルを手に取って

お腹全体をやさしくマッサージするだけです。

 

 

おなか快適トリートメントオイル

材料

・植物油  10ml

・バジル精油 3滴

・マンダリン精油 3滴

 

よく混ぜて、遮光瓶で保管する。

適量を手に取りマッサージする。

 

 

さてこのトリートメントオイル。

どんな精油の薬理作用を使っているのでしょうか?

 

 

 

バジル

Ocimum basilicum ssp basilicum

主要成分

メチルカビコール  70%

リナロール     20%

 

 

主要成分のメチルカビコールがいい仕事をしてくれます。

 

筋肉や神経の痙攣を抑え

痛みの信号が脳に届くのを阻止してくれます。

 

 

筋肉って、力こぶやシックスパッドなどの筋肉だけじゃなくてね

内臓の壁も血管の壁も筋肉なの。

 

もちろん子宮の壁もね。

 

 

内臓の壁の痙攣を抑えてくれるということは

胃痛や生理痛などを軽減してくれるということです。

 

おまけに、「痛い」と感じる神経も止めてくれるので

鎮痛作用におすすめの精油なんです。

 

 

他にも

・抗炎症

・抗ヒスタミン

・静脈鬱滞除去

・消化促進

 

といった作用も持っています。

 

一本、持っておくと便利な精油ですよ。

 

香りもさわやか〜♪

 

 

同じくらいメチルカビコールを含んでいる精油がタラゴンです。

香りの好きな方を選んでね!

 

 

*メチルカビコール、メチルチャビコール、エストラゴール

は同じものですニコニコ

 

 

マンダリン

Citrus reticulata

主要成分

・dーリモネン      70%

・γーテルピネン              15%

・アントラニル酸ジメチル   1%

 

リモネンがいい仕事をしてくれるんです♪

 

腸の蠕動運動を促し、肝臓を強壮、腎機能も促進。

消化を助けてくれる成分です。

 

テルピネンも鬱滞を除去して

静脈を強くする作用があります。

 

 

そして、アントラニル酸ジメチル。

抗鬱・抗不安作用があるんですね。

 

ストレス対応に良い精油なんです。

 

柑橘系の甘い香りとともに、癒されますよ〜♪

 

 

 

アントラニル酸ジメチルを含む精油はあまりないので

マンダリンは貴重な心の安定を呼ぶ精油です。

 

同じ植物の葉であるマンダリンリーフには

アントラニル酸ジメチルが50%近くも入っています。

 

でも香りもツンとしているし

光毒性が強いんですよね。

 

 

扱いには注意が必要。

 

 

 

 

精油の成分って多ければ効くというものでもなくて

一定量を超えると

逆に効果が薄くなっていくものもあります。

 

特に不安などの心理的な働きを期待するなら

自分が心地よい香りを選ぶのも重要。

 

 

マンダリン、ローズウッド、サンダルウッドには

不安を和らげる作用があるので

これらを嗅ぎ比べしてみるのもいいかもしれませんね。

 

 

精油は、せっかく香りのあるものですしね

成分だけにこだわらず、香りも楽しんでいきたいですね!

 

 

というわけで

今日はお腹の不調におすすめする精油のお話でした!

 

 

 

 

 

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