役者にとって想像力は欠かせない。
役作りに、或は実際に舞台に立つとき、欠かせない武器である。
コロナ禍との戦いにも、想像力は有効な武器になる。
何しろ相手は目に見えない敵だ。
電車の吊り皮や手すり、今触ったドアノブにも付いているかもしれない。
しかも症状が現れるまでに約2週間かかる。
今大丈夫でも2週間後にどうなるかわからない。
2週間先のことを想像して行動しなければならない。
自分が保菌者であると想像すれば、人に染さないように行動する。
役者にとって距離感も大切だ。
相手が社長でこちらが平社員と想像すれば、距離感が決まってくる。
空気中にウイルスが漂っていると想像すれば、相手との距離も決まってくる。
ソーシャル・ディスタンスというそうな。
想像力を大いに働かせましょう!
しかし想像力が暴走すると、妄想になる。
妄想はパニックを生む。
武器は身を守るためのモノだ。
攻撃のためのモノではない。