<2019年10月17日>

青森県五所川原市金木町の「斜陽館」めぐり。

正面玄関から入って、広々した通り土間を通りながら

座敷や茶の間を見て、靴を脱いで上がり、板の間の台所へ。

 

台所の隣、茶の間との間の部屋は「常居」となっています。

「じょうい」なのか「じょうきょ」なのかは分かりません。

また「居間」という意味かと思われますが「茶の間」との違いが分かりません。

土間から向かって左から「座敷」「茶の間」「常居」「台所」と並んでいますので、

普段食事や団欒は「常居」で、ちょっとした茶飲み来客用が「茶の間」、

賓客用が「座敷」だったのかも知れません。

この部屋では「太宰治と記念撮影」ができるとあります。

どうやらQRコードでアプリを読み込むと、バーチャルツーショットが撮れるようでした。

 

部屋の上部には丁寧に造られた欄間があります。

 

座敷にあるのは立派な衝立。中国風でした。

 

再び板の間まで戻り、「床下収納」を覗き込みます。

 

台所の奥に、使い方は不明ですが小さな部屋があります。

そこにあったのが、太宰が愛用したという「二重廻しマント」

 

つまりこういう形です。

 

実物の「二重廻しマント」があって試着できました。

かなり大きめのマントで、着るのは難しい・・・。

しばしの「太宰気分」を味わいました。

 

ここまでのルートです。

玄関~土間~板の間~常居~茶の間~座敷~

戻って台所で「二重廻しマント」