
<2018年12月19日>
上野で開催されていた 「 日本を変えた 千の技術博 」 めぐり。
次のコーナーは 【 日本を支えた繊維産業 】 です。

糸巻き器のようなものは 「 左手座繰り 」 の機械。

正式には 「 左手座繰り 綾振り付き 」。
繭から糸を取るときに使う機械で、
明治時代に製糸業が興隆したのに伴って全国に普及したものです。

次の機械は 「 ガラ紡 」 という少し大型のもの。

明治の博覧会で最優秀賞を受賞した機械です。

ただし、特許制度が整備されていなかった時代で、
画期的な発明をしたにもかかわらず、
発明者である 「 臥雲辰致 」 という方は不遇な人生を送った
というエピソードが紹介されていました。

「 繊維産業 」 の展示はまだ続きます。

丸い台がありました。

「 大丸台 」 という名前でした。
組紐を組むための道具だそうです。