
<9月9日>
東京からの客人をアテンドして、初秋の秋田路めぐり。
青森県側の十和田湖奥入瀬まで行って、再び秋田県側へ戻り、
小坂町の康楽館に来ました。
「 小坂鉱山事務所 」 との共通入場券を買って入場、館
内案内をお願いし、スタッフの方に案内されたのは舞台の地下。

つまり 「 奈落 」 です。
【 物事のどん底に至ることを「奈落の底」といい、
これが転じて花道の床下で薄暗く、
じめじめしていた地下を「奈落」と呼ぶようになりました。
康楽館では「回り舞台」のろくろ仕掛けを四カ所の力で
人力により動かしています。】 とのこと。

つまり、この舞台の真下にある 「 回り舞台 」 の装置を、

太い棒に体を預けて、

最初のひと踏ん張りは、ピカピカになっているここの石に足をかけて、

「 せえの!」 で4人で力を入れれば、
ローラーの上に乗っている舞台が回り始める仕掛けです。
実際は最初の 「 ひと押し 」 がポイントで、
動きはじめればさほど力はいらないとのことでした。