イメージ 1
<9月9日>
東京からの客人をアテンドして、初秋の秋田路めぐり。
朝早くホテルを出て十和田湖まで行き、
休屋から青森県側の奥入瀬渓流まで廻り、
樹海ラインを通って再び秋田県側へ戻って来ました。

次の目的地は小坂町。

まずは明治時代からの芝居小屋 「 康楽館 」 です。

チケットを買い、スタッフによる館内見学案内もお願いしました。
 
イメージ 2
ちょうど常設の芝居の上演中で、
こっそり2階席へ案内されしばしの間大衆演劇を鑑賞。
その後、スタッフの案内で上演中の舞台の地下へ行きました。
最初に説明されたのは 「 切穴 ( すっぽん )」 です。
 
イメージ 3
頭上では芝居が続く中、「 その下 」 での説明は結構大声でしたが、
観客には聞こえないとのこと。
【 花道の七三( 鳥屋から七分、舞台寄り三分 )の位置にあり、
 役者をせり上げ見せ場をつくる装置です。
 役者の頭が出るところが「すっぽん」の首に似ているので
 こう呼ばれたといいます。
 回り舞台と同じく人力により動かしています。】 とのこと。
 
イメージ 4
この舞台地下には、
かつてここの芝居小屋に出演したことのある
役者のポスターが並んでいました。
故中村勘三郎さんの義経千本桜を見つけました。
 
イメージ 5
ここの 「 切穴 」 は、
横の紐をエイッ!と引っ張って上げる方式だそうです。
 
イメージ 6
次に花道の下を通って、舞台の下、つまり 「 奈落 」 へ行きました。
 
イメージ 7
ここが 「 廻り舞台 」 になっています。
この舞台を回すのも 「 切穴 」 と同じく人力です。