
<7月15日>
石川県羽咋 ( はくい ) 市のホテル周辺の朝の散歩。
歩行者用の道路が設置されていないルートを通って、自動車道を横切り、海まで来ました。
ここが、日本で唯一自動車で砂浜を疾走できる 「 千里浜なぎさドライブウェイ 」 です。「 のと里山海道 」 の
「 千里浜インター 」 を降りればすぐ。

南側を見れば、右に日本海。砂浜のタイヤ痕が残っています。

北側を見れば、左側に日本海。砂浜の先は能登半島です。

朝7時過ぎだというのに、早くも車が走っていました。

車で走るための砂浜でしょうから、私のように散歩で歩いて来る人はいないのかも知れません。

とはいえ、浜にあった 「 避難場所 」 マップでは、「 現在地 」 から羽咋小学校や羽咋中学校が避難場所として
指定されています。

私が散歩で歩いて来たルートは赤で示した通り。
避難場所ということは津波のときの避難と思われ、そうなると車のない人は、やっぱり私が来たように自動車
が通る道を危険を冒して横断せざるを得ないのでは?と思ったりします。

そんな疑問を引きずりながら、もと来た道を戻って行きました。
ここを戻って行かなければ、「 千里浜 」 の遥か先のレストハウスのあたりまで行かなければ道はありません。

帰り道は、来た道の向かい側を通ってみました。やはり自動車専用道を決死の思いで横切るしかありません。
「 千里浜 」 は全国的にも知られた砂浜ドライブポイント。一般道と自動車専用道、道の駅と歩行者目線、
避難場所と避難ルート、道路整備と海岸整備などがもしかするとバラバラに行われているので、結局は
「 歩く人 」 のことは想定外になってしまったような気がしました。