
<3月20日>
フィラデルフィア美術館めぐり。
次の作品は、「 ミレー 」 です。

パッ!と見は、何が描かれているのか分からず、とにかく暗く重苦しい雰囲気の作品でした。「 農民画家 」 と
称されたミレーの作品は、この手のものが多いことも確かです。
あとでじっくり調べてみると、何とこの絵がミレー最後の作品。つまり絶筆でした。確かに1874年の作です
から、亡くなる1年前です。
「 鳥の巣狩り 」 とでも訳すのでしょうか?暗闇の中で鳥の巣を襲って、狩りをする姿のようです。

こちらもミレーの絵ですが、先ほどと比べて、いくらかトーンが明るくなります。

「 ソリチュード=独居 」 とでも訳すのでしょうか?
1853年の作です。

一瞬、同じくミレーの作品かと思わせるような、少し重苦しい感じの絵です。

「 放牧牛の景色 」 とでも訳すのでしょうか?
作者は、そのまま読めば 「 テオドール・ルーセム 」 となります。私は聞いたことがない画家でした。