
<3月20日>
ポンペイ遺跡から南へ向かい、ナポリ湾を右手の眼下に見下ろしながら、バスは走り続けました。
ポンペイを出発してから30分ほどだったと思います。海岸から少し内陸に入って、小さな町を通過しました。
窓から見えたのは、賃貸アパートの看板。「 60ユーロ 」 という意味でしょうか?

ポンペイからでは、一番大きくて整った街でした。
ソレント半島へ向かっていたはずですが、ここがソレントだったのかどうかは定かではありません。

アマルフィやソレントという地名が見えていました。

「 これでもかっ!」 といわんばかりに並んだ標識。
左側を指しているのは 「 ナポリ 」 だけで、あとは全部右です。バスも当然右へ。

大きな青色の標識で、ナポリは49、アマルフィ28、ポジターノ13、おそらく 「 km 」 表示と思われます。
ポンペイから向かっていたのは 「 ポジターノ 」 でした。

町を通過して、バスはさらに進みます。
「 つづら折り 」 の道はますます凄いことになり、断崖絶壁の上をハラハラするくらいのヘアピンカーブを曲がり
ながら走り続けました。