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<2014年10月23日>

 大分県宇佐市の宇佐神宮。

 種田山頭火の句碑の横に、これまた不思議なものが展示されていました。

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 蒸気機関車です。

 「 走れクラウス号 」 と題した解説板があって、この型の蒸気機関車は全国で4両しか保存されていない、

貴重な文化財だそうです。

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 ちょっと小ぶりの機関車で、可愛らしい感じ。

 真ん前にタイムカプセルがあって、「 26号機関車クラウス号 」 の保存修復事業の記念として保存活動に寄付

した人たちの芳名が納められています。

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 もともとは、1891年 ( 明治24年 ) に、ドイツ・ミュンヘンのクラウス社が製造。

 明治27年から国鉄の前身である九州鉄道で活躍していましたが、機関車の大型化に伴って大分交通に譲渡

され、「 宇佐参宮線 」 で主役として昭和40年まで活躍していたそうです。

 26号機関車形式10、製造番号2550号の機関車は71年に渡って、この地を走り続けていました。

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 大鳥居の横には 「 宇佐神宮由緒 」 の木板。字がかすれて、よく分かりません。

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 宇佐神宮の参拝を終えました。

 お土産に、仲見世通りで新鮮で美味しそうな 「 かぼす 」 を一袋買ってバスに乗り込みました。