
<2014年4月1日>
台北市中心部の超高層ビル 「 TAIPEI 101 」 の展望台は、89階にあって高さ382mの地点。
ビル自体の高さは508mです。
この展望台の中に世界の高層ビルのランキングが、写真と共に紹介されていました。夜景を見やすくするため
に照明を落とした薄暗いフロアですので、画像はあまりよく撮れませんでした。
1位は 「 828m 」・・・ドバイのビルだと思います。

2位は 「 601m 」・・・サウジアラビアのビルと思われます。

そして3位が 「 508m 」 で、ここ台湾の 「 TAIPEI 101 」。

4位が 「 492m 」・・・上海のビルだと思われます。

5位が 「 484m 」・・・香港のビルだと思われます。
といったランキングですが、これは私が行った 「 2014年4月 」 頃の話。世界の建築事情は日々刻々と
動いており、超高層建築はいまこの瞬間も世界一を競って建築が進められています。
ちなみに現時点で調べてみると、建設中のビルを含めれば、1位は2019年の完成を目指しているサウジ
アラビアの 「 1007m 」 なんてのがあって、何とこのビルの倍近い高さです。
そのほかにも、中国を中心としたアジア圏を中心に超高層ビルがニョキニョキ建って行って、「TAIPEI 101」
は早晩10位以下になる日も近いことが分かります。

展望台から降りて来る途中の階に、真ん丸の物体がありました。
風の風圧による振動を抑える制振装置だそうで、世界最大、世界最重量で唯一の外部露出型だそうです。
ちなみに日本の1位は、大阪のアベノハルカスで、建設中も含めれば150位にも入っていませんでした。
超高層ビルの建設競争はこれからも続くでしょうが、仕組みを良く理解していない私なんぞにとっては、バッタリ
倒れたりすることはないんだろうな?などと余計な心配をしたくもなります。