イメージ 1

<2014年4月1日>

 台湾北部の九份地区。

 てっぺんに近い九份小学校まで登り切って、今度は下り。左右に延びた 「 基山街 」 を往復したあとは、迷わ

ないように、再び真ん中の 「 豎崎路 」 に戻って、石段を降りて行きました。

イメージ 2

 真っ赤な提灯に書かれている文字は 「 豎崎縁 」 と読めます。

 こうして台湾まで来て、北の端の九份の急斜面を登り、豎崎路を歩いているのも何かの縁・・・という意味で

しょうか?

イメージ 3

 登って来るときの心臓破りと違って、下りはやはり楽です。

 九份に着いたのは16時30分頃だったと思います。約30分かけて、てっぺんまで登り、降りて来たのは17時

過ぎ。そろそろあたりが暗くなり始めて、提灯に灯りが灯り、怪しげなムードに益々拍車がかかって来ました。

 さらに下へ下へと向かいます。

イメージ 4

 ここの提灯の文句は 「 戯夢人生 」。

 人生は戯れ、人生は夢・・・という意味でしょうか?台湾にそんな四字熟語があるのでしょうか?それにしても

かつてのゴールドラッシュの地で、こんなフレーズを示されると、何とも言えない諦観気分にさせられます。

イメージ 5

 下って行く途中に洞窟のような店への入口があったので、わざと通ってみました。

 九份がゴールドラッシュに沸いたのは1910年代で、第二次大戦後まで続いたそうです。その後は掘り尽く

されてしまって廃墟となり、映画のロケで使われて再注目されることになりました。

 昔の坑道でしょうか?こんな洞窟のような場所も残っていました。

イメージ 6

 洞窟を抜けたあたりから見えたのは、観光客が盛んに記念写真を撮っている姿。

 金を掘り出している炭鉱夫の姿です。

イメージ 7

 近くへ行ってみました。

 なかなかリアルに造られていて、私も記念にツーショット。

イメージ 8

 「 湯婆婆の屋敷 」 まで戻って来ました。

 「 千と千尋の神隠し 」 の文字もあって、日本人客もかなり多いことが想像できます。

イメージ 9

 「 カオナシ 」 のようなお面が見える 「 阿妹茶酒館 」。

 時間があれば、ゆっくりお茶でも飲みながら景色を眺め、九份の雰囲気をもっと味わいたいところでしたが、

そろそろ集合時間です。先を急ぎました。