
<2014年11月11日>
新潟県上越市直江津の街めぐり。
駅前通りをさらに海の方向へ向かって進んで行きました。
道路の両側に並ぶ店の前には、雪国特有の 「 雁木 ( がんぎ ) づくり 」 が続いています。各戸がそれぞれ
造った結果 「 個別アーケード 」 のようになっていて、色も形も高さもバラバラ。統一感のないのが、むしろ個性
のようにもなっています。

「 五智国分寺 」 と 「 直江津駅 」 の道路標識。
国分寺が直江津の名所のひとつのようですが、歩いて行ける距離ではなく、私は矢印と反対側へ。

標識のあったあたりを右に折れて、「 直江津港 」 方面へ向かいます。
雁木づくりは続いていますが、こちらも出たり引っ込んだり、あったりなかったり。

中には、格子戸と雁木を組み合わせて、素適に造られている場所もありました。
同じ雪国でも、新潟県は 「雁木 」 ですが、秋田や青森では 「 小店 ( こみせ )」 や 「 こもせ 」 などと呼ばれる
こともあります。
雪よけ対策として古くから残って来た構造物も、老朽化して来るとかえって維持が大変になるようです。

雁木づくりが一瞬途切れたところに、学校がありました。

直江津南小学校。時刻は朝の9時40分。
最近は、こうして学校の前で写真なんかを撮っていると 「 不審人物 」 になりかねないので、さっさと通り過ぎ
ました。