
<2014年10月22日>
大分県豊後高田市、「 昭和の町 」 の街巡り。
商店街の各店舗が懐かしい品々を 「 一店一宝 」 に指定して、展示しており、オススメの商品は 「 一店一品 」
として販売しています。
営業している店がそれらに取り組むのは当たり前のことですが、驚いたのは、営業していない店も 「 協力 」
していること。

「 売家 」 の大きな看板があるこの店のウィンドウには、( 私も知らない )「 手回し洗濯機 」 なるものが展示
されていました。
ここも案内人の方が説明してくれます。

そしてこちらは、薬屋。
こうやって、ショーウィンドウだけを丁寧に説明して行くだけでも、如何に 「 お宝 」 的なものが多いか分かり
ます。
薬屋に並んでいるのは、「 丸薬製造器 」「 上皿天秤 」、「 笑門来福人形 」 など。

この薬屋 「 ウエガキ薬局 」 で、もう一つ目に付いたのが、「 木製の自動ドア 」 です。
景観を壊さないように、細かい所にまで配慮されていました。

次に案内していただいたのは、「 二代目餅屋清末 杵や 」 です。

威勢のいい掛け声をかけているのは、この店の若女将。
その声に引っ張られるように、店内へ入りました。

この店の 「 一店一宝 」 は、「 餅つき機 」。
昭和38年に使っていたものを修理して、現在も使えるようになっていました。

こちらは 「 煎餅焼き器 」 です。
薄くてサクサクの煎餅は、そば粉を使っているとのこと。試食をさせてもらいました。

ここの店は 「 昭和のお宝まちかど博物館 」 の五号館に指定されています。
「 昭和の町 」 巡りは、さらに続きました。