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<6月14日>
 
 山形県東根市、東根小学校の敷地内に聳える 「 大ケヤキ 」 の話しの続きです。
 
 ちょっと立ち寄ったにしては、驚くほど立派な大木で、しかも 「 日本一 」 であることが分かって、感心しながら
 
幹の周りをひと回りしました。
 
 「 天然記念物大欅 」 の標示は1957年(昭和32年)に国の天然記念物に指定されたときに立てられたもの。
 
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 巨木の前にある 「 大しめ縄 」 も立派です。
 
 これだけの立派な木になると信仰の対象になることも、頷けます。
 
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 東根小学校の正門。
 
 1347年、鎌倉の武将小田島長義が築いた小田島城本丸の跡地に建てられた学校ですから、そのときの
 
城壁のようなイメージがそのまま残されています。
 
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 正門を出て、少し低い位置になる道路側から大ケヤキと大しめ縄を見上げます。
 
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 さらに回り込んでみると、幹の根元のあたりに大きな空洞があります。いわゆる 「 洞 ( うろ )」、大人でも
 
通り抜けられそうな大きさですから、小学生なら楽々通れそうです。
 
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 敷地と前面道路の高低差は1.5メートルくらいもあるでしょうか。
 
 下から見上げる高さ30メートル近い 「 東根の大ケヤキ 」 は、天空を覆うように聳え立ち、子供たちの守り神
 
のように見えました。