
<2013年10月19日>
新潟市江南区亀田の街めぐり。
酒屋とお菓子屋の多いこの街で、もうひとつ目立つのは金融機関。地元地銀の第四銀行、北越銀行、大光
銀行、新潟信金、新栄信組、見かけただけでも5つあります。
おそらく、この地が物資や人的交流の結節点だったことや、地元にお金持ちや大きな商売をしている方が
多かったためと思われます。

中央商店街の専用駐車場もありました。

街を歩いていて、目に止まったのが、この文字板。
店舗の壁一面に貼られています。

「 秋櫻 愛でる女の 髪なびく 」
「 梨の花 村は海抜 二米」
「 案外に 金木犀の 多き町」 ・・・。

「 村の灯の ちらちら蛙 鳴きはじむ 」
「 金魚下げ 三尺帯の ゆさゆさと 」
「 軒低き 蕎麦屋麹屋 梅雨の街 」 ・・・。
俳句なのか川柳なのか・・・、自由律俳句のような感じです。同好の人たちが集まって、ちょいと詠んでみました
せっかくなので板にしたためて並べてみました、といったところでしょうか。
立ち止まって見ている人はあまりいませんでしたが、面白い趣向です。

この日の夜は、新潟駅前に泊まりました。
久しぶりに新潟の知人と一献傾けることにして、指定された 「 長屋 」 という店へ。
初めてお会いする方々も同席して、またまた不思議なネットワークが拡がることになりました。