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<7月8日>
 
 海岸通りから道路を渡って日本大通りへ入ると、右側に 「 KING 」 の塔を頂く神奈川県庁の建物が見えて
 
来ます。昭和3年(1928年)に竣工した 「 帝冠様式 」 と呼ばれる建築様式。築85年を経過しています。
 
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 「 神奈川縣廳 」 の文字が歴史を物語っています。
 
 「 KING 」 の風格に相応しい、重厚な歴史的建造物。
 
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 こちらは本庁舎で、知事室はじめいくつかの部局が入居しています。
 
 隣接して新庁舎があり、多くの部局はたぶんそちら。
 
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 正門が少し開いていました。
 
 朝6時前、新聞配達や業者の方が入れるようになっているのかも知れません。一瞬、中まで入ってみようかと
 
思いましたが、不審者みたいに見られかねないので、ここは自重。
 
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 塀沿いに歩いて行くと 「 史跡 神奈川運上所跡 」 という石の標柱が立っていました。
 
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 神奈川県庁のある場所は、その昔 「 神奈川運上所 」 があった場所だったんですね。
 
 運上所とは物の出入りを管理する機関。横浜開港の頃ですから、150年ほど前になるのでしょうか、ここに
 
外交事務、関税、港の行政や刑事、更には船の製造や監督まで行う総合的な役所が設置されていたそうです。
 
今の 「 横浜税関 」 の前身です。
 
 つまり、かつて 「 クイーン 」 の機関があった場所に 「 キング 」 が建てられたことになります。