<11月18日>
ポール・マッカートニー来日公演、東京ドームでのオープニングは、今回のツァーでは必ず最初に演奏する
「 Eight Days A Week 」 でした。1965年発売のアルバム 『 Beatles for sale 』 収録曲。

そのコンサートが始まる、ちょうど7時間前、私達夫婦は東京駅に到着し、「 東京ステーションホテル 」 の前に
おりました。

オシャレで控えめながらも、凛とした存在感のある看板。
東京駅のシルエットが白く浮き上がっています。

ガラスかアクリル製の屋根のかかったアプローチを進んで、自動ドアから中へ入ります。

エントランスの女性ホテル従業員から場所を聞いて、中へと入りました。
エントランス&フロントから右手へ行くと、ロビーラウンジがあります。ここからすでに、雑踏の東京駅とは一線
を画した静寂の空間になります。

部屋へ行く専用エレベーターとは別の、一般客用エレベーターへ。

エレベーターホール前のデスクとスタンドとインターフォン。
壁は白、スタンドも白、花も白、電話とデスクは黒っぽい、実にシンプルなデザインですが、高級感に溢れて
います。

エレベーターの扉が閉まりました。
こちらは、真鍮の輝きのような色合いで、ピカピカに磨き上げられています。

行先階表示は 「 B2~2階 」 まで。
つまりこのエレベーターは、宿泊棟へは行かない、あくまでも一般客が足を踏み入れていいところまで。
それにしても、触って指紋を付けるのが申し訳ないくらいの、内装の輝きでした。

2階へ着きました。
白壁、白い床、白い天井、「 余計なものは一切置かない!」 と宣言しているような廊下が延びています。ここ
が東京駅の建物であることを、完全に忘れさせてくれます。
ここを通って、さらに奥へ。