
<4月20日>
東京駅の正面に向いて左側は丸の内北口。こちらは 「 北口ドーム 」 になります。
ドームの屋根が、TVでも随分報道された宮城県石巻雄勝産の天然スレート。大津波で流されたスレートを、
拾い集めて利用されたものです。

駅舎の中央部分と南口の中間あたりにあるのが、東京ステーションホテルの入り口です。
1915年(大正15年)、東京駅の開業から1年遅れでオープンした、当時としては国内トップクラスの
ヨーロッパスタイルのホテル。今もクラシック・ホテルの一つとしてステータスを誇っています。
メインエントランス右側には、ホテルのブランドマークとなっている駅舎のシルエットが設置されていました。

ちょっと中へ入ってみると、高級感ムンムン、ガラスの向こうはラウンジでしょうか、とにかく次々に人が入って
行くので、超満員状態でした。

このあたりで、ちょうど11時。旧東京中央郵便局の改装で完成した商業施設 「 KITTE 」 開店の時間です。
開店待ち行列を避けて、一旦東京駅の見物をして、再び戻ってみたら、行列の人はここまで増えていました。

オープンと同時に行列が動き出します。
エレベーターの行列ではなく、エスカレーター待ちの行列です。確かに、これだけの群集がいると、順番に
乗らなければ、エスカレーターといえども危険な状態かも知れません。

並んで待つこと約10分。
ようやく私もエスカレーターに乗ることができました。