
<1月21日>
被災企業の支援で訪れた岩手県大船渡市。
待ち合わせ時間前に、お昼はリアスホールのレストラン 「 旬彩 青岬 」 で食べることにしました。ホール併設
のレストランにしては、メニューが豊富です。

注文した料理が来るのを待つ間、大きく開かれた窓から大船渡の街並みが見えます。
高い煙突から煙を上げているのは、大船渡の象徴のひとつ 「 太平洋セメント 」 の工場。この日の大船渡は
気持ちいいくらいの快晴で、山の稜線がくっきりと見えていました。雪は、ほんの少々残っているだけ。

「 けいさつ 」 と平仮名で書かれた建物が目の前にあります。
大船渡警察署で、店の人の話では、津波はこの警察署まで到達したそうです。海からはかなりの距離がある
場所ですが、大津波は大船渡湾から盛川を遡って堤防を越え、警察署も水浸しにして、私たちが座っている
リアスホールの直前まで来たとのこと。
幸いにも、この建物は津波の被害は受けず、震災後は多くの被災者の避難場所になっていたようです。

この日 「 旬彩 青岬 」 でのランチ。
私は 「 ミニかに丼セット 」 にしました。カニの身がたっぷり入った丼に、そばが付いています。
ちなみに、同行してサポートしてくれた妻は 「 エビのトマトクリームパスタ 」。

昼食後は図書館へ。
大船渡リアスホールの正式名称は 「 大船渡市民文化会館・大船渡市立図書館 」。そこにレストランも併設
されている形ですから、時間を潰すには絶好の場所です。
館内での私用パソコン使用申込書をもらって、指定されたコーナーへ。
目の前には・・・「 負けないで!」「 早くお元気に!」 といったメッセージが書かれた、日本全国からの絵手紙が
貼り出されています。

隣りには、世界中からのメッセージも。
そんな励ましや復興を願うメッセージを眺めながら、約束した事故まで時間調整です。