
ウィーンでのランチは 「 ウィンナーシュニッツェル 」 でした。
Wiener Schnitzel は、子牛の肉 ( または豚肉 ) の薄切りを平らに叩いてのばし、塩・コショウ
したものに、小麦粉・とき卵・パン粉を付け、食用油またはラードで揚げた料理です。
ポテト・サラダ等と共に食べることが多く、別名 「 ウィーンの草鞋 」 とも言われています。

ウィンナーシュニッツェルは、元はビザンチンのユダヤ人料理だったものが石工職人によって
スペインに伝わり、それがイタリアを経てウィーンに伝わったと考えられています。
一般に良く知られている説は、1848年の3月革命時、ラデツキー将軍が当時オーストリア帝国領
だったミラノの暴動を鎮圧に行き、そこで知ったミラノ風コテレットをウィーンの宮廷に持ち込んだ
という説。
サラダも付きました。

そしてデザートは、これも名物ザッハートルテです。
ザッハートルテは、オーストリアの代表的な菓子(トルテ)で、チョコレートケーキの一種。
こってりとした濃厚な味わいが特徴で、ウィーンのホテル・ザッハーの名物菓子です。
チョコレートケーキの王様と称されるお菓子。おいしくいただきました。