今日は御所駅から葛城山登山口まで歩き、ロープウェイを使わず、葛城山に登る。
途中に悲劇の早良親王を祀る神社があったので参拝。
葛城山ロープウェイ近く。こんなにはっきりと大和三山が見えて感動。左手中央辺りが耳成山。丁度真ん中辺りが畝傍山、畝傍山の右奥、大きな山の麓辺りの山が香久山。大和三山背後の大きな山の名前がまだ覚えられないでいる。
ロープウェイを左手に見ながら登山道を登る。
途中の櫛羅(くじら)の滝を見て、登山道を登る。この櫛羅の地名がとても気になった。ニニギノミコトが降臨する九州高千穂の地は「クジフル」。ちょっと音韻変化すれば「くじら」となる。葛城の地は神話をいろいろ考えさせてくれる地である。
このように整備されてる道もあるが、途中、かなりきついところがある。
このような道は写真で見るより、実際はなかなか大変なのだ。若いカップルが普通の運動靴くらいで登っていたが、最後まで登っただろうか。
頂上すぐ近くの白樺食堂、今日はお休み。ただ、このお店の裏が景色を楽しめるテラスになっており、そこは無料で使わせて貰えるということだったので、ここでお昼を食べ休憩。
頂上。思わず「お、お!」と声を上げてしまった。白い雲の下が海のように見える。感動! 若いカップルの男性が「皆んな、ここに30分くらいは普通に立っているよな」と彼女に言っているのが聞こえてきたが、実にその通りだと思った。
雲、海、山の三層に見えてしまう。近くで山道を綺麗にしている人に聞いたら、「大阪湾のせいかも知れません。大阪湾の海が空に反射して、あのような色になっているようです」と教えてくれた。本当かどうか分からないが、空に湖か海があるかのように見えるのは確かである。
葛城山から見る金剛山。次はここに登ってみよう。
帰りのコース。行きより楽かと思ったら、体を横にしてすり抜けて行かないと行けないような道があった。