私、この度、立憲民主党奈良県第3区総支部長に就任させていただきました「かわとやすし」と申します。

次期衆議院選挙に奈良県第3区(大和高田市、橿原市、桜井市、五條市、御所市、葛城市、宇陀市、宇陀郡、高市郡、吉野郡)から挑戦させていただきます。 今、我が国において政治的な問題が山積しておりますが、私は、この奈良3区は今の日本の縮図のような選挙区だと強く感じております。今の日本の状況を考えると、人口減少問題、地域の過疎化が進み、さらには東京一極集中により地域の疲弊はさらに進んでいます。地域が疲弊すると、さらに都心に人口が移り結果としてポテンシャルの高い地域がそのポテンシャルを活かすことが出来なくなり結果として負の連鎖が進んでいきます。また、教育環境にも大きな悪影響を及ぼし、後進の育成も悪影響を及ぼします。

私は、日本を元気にするためにはこの奈良3区の課題に真摯に取り組む、そして奈良3区の観光資源(人、モノ、カネ、情報)を含めたポテンシャルの高さを活かしていける行動力のある政治家を目指したいと考えております。

私は、奈良県立大学商学部の出身です。大学時代、商学、経済学、観光学など、奈良県の未来や当時の将来に向けてのビジョンについて学んでまいりました。卒業して約30年近くが経とうとしておりますが、当時学んできた奈良の将来ビジョンと現在を見比べるとやはりまだまだ物足りないような気が致します。大学を卒業して起業家として活動してきた経験、またそれ以外に積んできた経験と私自身が、政治家として考える課題意識で地域の皆様に期待していただけるような政治家を目指して頑張りたいと考えております。ある意味、私がこの度、奈良3区で挑戦させていただくというご縁は、私にとって奈良県の県立大学で学ばせていただいた恩返しのチャンスであると考えています。

私は、『政治の本来の役割とは何か。』と常日頃考えておりますが、私は『国民の命と暮らしと財産を守ること。』であると考えていますが、現実の政治はいかがでしょうか。 過去に経済政策として持ち上げられていたアベノミクス一つ見ても、大企業は業績アップの傍ら中小企業の業績は下がり、一般市民の暮らしは貧富の格差がどんどん拡大し、非正規社員は労働者の40パーセントを超えという状況となり、雇用の不安定が進んでおりました。また、自己責任社会が当たり前の風潮も広がっております。 

私は、それを推進するのではなく、改善していくことが、政治の本来の役割であると思っております。

また、今の政治はポピュリズム色が強く、さらには、強い者が弱い者を食い物にする弱肉強食が堂々と横行するような社会に向かっているように思います。また、自民党の裏金問題などを見ていると、市民が不正を行うと罰則が伴うのに政治家が不正を行っても何のお咎めもないというおかしな社会になっているなというのが感想です。

それらを改善し、まっとうな政治を取り戻すために私、かわとやすし、奈良3区から戦ってまいります。

現在の野党は「一強多弱」といわれるように議席数が少なく、数の力で、押し切られています。ゆえに、本来の議会制民主主義を早く取り戻すためにも、私自身、与えられた選挙区でしっかりと戦いぬき、小選挙区での議席獲得を目指します。

人口減少社会に歯止めをかける方法について本気で議論する。その為にも将来の投資として高等教育の無償化を必ず実現を目指していきたいと思います。経済を好循環させる方法は、消費の喚起です。消費の喚起に力を注ぐためには人口を増やすか物価を上げるかしかないのではないでしょうか。消費の喚起の特効薬は人口増加、人口を増やすためには教育の無償化を行うことにより若い方が結婚し、子育てしやすい環境を作ることではないでしょうか。その為には、働く皆さんが安心して働ける環境づくりも大変、重要であると思います。また、生活する上で大切なのはまずは労働収入です。働く事を軸とする安心社会を実現したいと思います。
無理なく、労働者、納税者、消費者を増やしていくためにはどんな方法があるのか、合計特殊出生率を上げていくためにはどんな問題をどのように改善していく必要があるのか、国民の暮らしの中で「安心、安全、安定」を目指すこと。それこそが、山積しているすべての問題を解決する方法です。
仕組みを変えればいけない問題と、心の価値観を変え、見方を変えることにより解決する問題、両方必要な時代となっております。

「起業家マインドで地方創生。」起業家としての経験と実績と柔軟な考え方を基に物事の本質をついた国民目線、庶民感覚の政治を行ってまいりたいと思います。
全力で頑張りますのでどうか私に、皆様方のお力をお貸しください。

2024年8月24日
立憲民主党

衆議院奈良3区総支部長

川戸康嗣(かわとやすし)