泥の夢

泥の夢

己を忘れぬよう

 今日はかけがえのない人の誕生日だ。
 特別な日に俺の影を落としてはいけないから、昨日のうちにプレゼントを渡した。
 これからもずっと見守り続けていきたいという想いを俺が見えなくなることが彼女にとっての幸せだという事実が殺していく。