泥棒猫、嫌になる | 泥棒猫の言い分

泥棒猫の言い分

愛した人を略奪しました。

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「なにそれ?被害者が加害者になるってヤツ?」

 

この虎キチの言葉とそのあとに届いた三通のメール。

 

私はこのとき、

 

完全にくじけました。

 

心から嫌になりました。

 

 

 

 

 

「被害者が加害者になる」ってなんだよ?

私は被害者だよ!

被害しか受けてないよ!私の感覚的には!

 

 

アンタが私たちの関係にモラ美なんか持ち込むから悪いんじゃないか!

アンタがモラ美と共依存してるから悪いんじゃないか!

私がこれまでどれだけアンタの話を優しく聞いてやってきたと思ってるんだ!

そんなろくでなし女かばって、私がどれだけ傷ついているのか知りもしないで!

アンタは言えばスッキリするからしゃべってんのかもしれないけど、アンタは吐き出した汚物を他人に押し付けてるばかりでそれをやられるこっちの身にもなってみろ!

 

 

「虎キチくん遊ぼ」って言ったら、

「うんいいよ、モラ美も一緒でいい?」ってモラ美の手を引いて勝手に連れてきたもんだから、

「ソイツ嫌いだし遊びたくない」って私は言ってるに過ぎないんだよ!

それを、

「俺はそんな冷たいこと言えない、俺は優しいからモラ美とも遊ぶ、仲間外れなんて恥ずかしくないのか?だからお前もそうしろ」

 

そんな言い分飲めるかよ!

そんなものは人に嫌われる生き方をしているモラ美のせいじゃないか!

 

 

だいたい、私が傷ついているのをアンタあまりにも知らなさ過ぎだろ!

傷ついたアピの上手な人間が傷ついているのでも可哀想なのでもないっつーねん!

傷ついた人間が傷ついた人間だっつーねん!

モラ美なんかちっとも傷ついてへんわ!

(プライドは傷ついてるかもしれないが)

私の方がボロボロや!

なんやねんその、

 

「強く見える人間は守らなくてよし、

弱く見える人間には極甘」的な理論!

 

昔から涙を武器になんかしたことなかったし、いつも突っぱって強がっていたけど、

今回はアンタを動揺させないためにいろんな感情我慢してきたけど、

 

人をなんやと思てんねん!

ええ加減にさらせ!

何十年人間やってんねん!

人を見る目なさすぎやろ!

 

 

 

 

 

 

特に私が激しく傷ついたのはこのひと言でした。

 

「モラ美よりも結婚生活が大変」

 

私は、モラ美はこれまで出会った人間の中で最低な人間だと信じていました。そして、これまで出会った人間の中で最も私が憎んだ人間でした。

 

 

 

 

私がこの世で最も憎む犯罪である子どもの虐待を行う人間。

私がこの世で最も愛した男を虐待する人間。

 

 

私は、モラ美は我が子殺人者だと思っています。

実際に子どもを虐待死させてしまった親とモラ美は運という差があった、ただそれだけで、運さえ悪ければ、死なせていたレベルの虐待を子どもに対してやっていたのは間違いないからです。

 

 

 

 

モラ美は、そんな人間です。

 

そのモラ美と私を比べて、

 

「モラ美以下」

 

 

 

 

 

 

私は、これよりひどい罵倒は聞いたことがありません。

思い出すたび、一生このときの傷ついた気持ちは、忘れられないことでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

私の中でも、急速に、

スーーーーーーーーっと、

虎キチに対する感情が冷めてきたのを感じました。

 

 

なんだか色々と、嫌になってきました。

私は、虎キチを憎みました。