6年生コーチと話をしていて、6年生で練習休みがちな子は試合で使わないという話が出てきました。

 

6年生で塾に行っている子は退会や休会しているので、今残っている6年生は全員塾には行っていません。とはいえ6年生になってくると何かと他の予定も入ってきますし、この時期は運動会などの学校行事もありますし、休む日があること自体は仕方ないと思うのですが、土日両方の練習機会があってその両方とも特別な理由なく休むのはよくないだろう、チームとしての動きもあるので、ましてやリハウスリーグや区の公式戦が動いている中なので、ということです。

 

私としては、練習に参加するかどうかも含めて各自の判断、Aチームは基本的に実力勝負、練習試合は来たメンバーはできる限り公平に使う、公式戦の勝ちに行く試合は別、というのが基本的な考えです。皆色々な事情もありますし、サッカー最優先の生活を実質的に強いるのもおかしいと思います。塾や他の習い事、家族旅行や友人との付き合いも重要です。とはいえ、この年代は練習量に比例して技量が上がってきますし、練習に参加しないということは、それだけ成長の機会を損しているということにはなります。その点も含めて自己責任であり、Aチームは実力主義(勿論、育成的な観点でAチームに選ぶこともありますが)とし、Aチームの試合や勝ちに行くべき試合は実力本位で考え、それ以外はできる限り公平に、というのが私の考えです。

 

なので、最近あまり練習に来てないことを理由に試合で使わない、という6年コーチの考えはそこまで賛同はできないのですが(おそらく、チームの最主力級であれば休んでいても試合では起用するのだと思いますし)、6年生運営のことなのでこれは6年コーチの判断を優先するつもりです。

 

なお、誤解を恐れずにいうと、私としても練習にあまり来ない子について快く思わない訳ではありません。昨年秋の当時の5年生(現6年生)Bチーム公式戦の天王山では、試合だけにしか来ない子を起用しないよう、監督に掛け合ったこともあります。

 

そうした試合以外、できる限り公平に扱うのは、チーム運営上その方が望ましいと考えているためです。チーム運営は、選手や指導者だけで成り立ってはおらず、保護者などの協力も必要不可欠です。会場設営や片付けなど目に見える形での協力のみならず、そもそも選手を快く練習や試合に送り出してくれる姿勢も重要です。様々な家庭の事情や予定もありますので、それを考慮してもそれなりに時間もかかるサッカーに子供の時間を割くには、保護者の理解と協力が必要です。これは、Aチームの特定メンバーだけではなく、Bチームの子の保護者も含めてですね。試合に来ても出場機会が無いという状況が続くと、協力したいという気持ちは薄れてきますし、その選手や保護者の不満が伝播していくこともあります。なので、よく練習に来るかどうかだけで判断するのではなく、来た以上、できる限り公平に扱うべきと思いますし、その方がチーム運営上プラスだとも思っています。

 

そんな感じで考えていますが、6年生の運営の考え方まで踏み込むつもりはないので、ここは出しゃばり過ぎず・・と思っています。