人は不惑というけれど、時折 時間が通り過ぎていく "早さ" を感じる瞬間がある。目紛しく変化する日々の中で、大事なことを見過ごしてる焦燥感。そんな時、私は身の廻りの「あたり前の風景」や「日常」を見据えるようになりました。

 

ファインダーからの世界を俯瞰して見ると、私たちはその自然の中の不可思議さによって支配されているという感覚、自分の意思を超えたような自然の摂理の中で、人は無力で人としての営みを繰り返しているという感覚さえ覚えます。それは決してネガティブな感情ではなく、私は自らの存在を「自然」に呼応させ受け入れようとしているのです。

 

その中で季節は過ぎ、愛情、悲しみ、寂しさが存在し、そこに懸命に生きている「人」を美しく、また愛おしく思えるのです。