ピアノを続けていると何があるか? | どれみピアノスタジオ

 

 

 

こんにちは、

柏市・我孫子市のピアノ教室 どれみピアノスタジオ 遠藤 操です。

 

寒さ暑さも彼岸まで・・とはよく言いますが、、

今年は、いつまでも暑くようやく、秋と言える季節になってきました。

 

この時期は、すでに大学のAO入試や総合型選抜などの試験も行われており、11月には中学受験も始まりますね。

 

その中で、、、私の教室の受験生の話し・・・

最近の受験を見ていますと、「総合型選抜」大学側が求める受験生は、学力だけでなく総合評価、つまり、入学後の目標や、学習意欲の他に、適性、人間性が総合的に評価されます。

その為、自己アピールが重要で、自分の強み、熱意、何を高校時代、または課外活動で打ち込んできたのかを面接で伝える、プレゼンテーションをすることがあります。

 

そんな時に、近年、学校の部活以外での活動が、注目されるようです。

「幼少よりピアノを続けている事」「ステップやコンクール、ピアノ認定試験の実績」

生徒のB君は、私も一緒に受験した「米国ギルド・ピアノ検定試験」についても面接で聞かれたそうです。

英検や漢検などは、誰もが知っている検定試験ですが、ピアノでの検定試験は、大学側も興味があるようで、面接でも「それはどういう試験? 何を弾いたの?」と聞かれたそうです。

 

実際、高校生・大学生までピアノを続けている人は、音楽を専門に学ぶ人以外、一般の生徒では中学、高校と年齢が上がるごとに少なくなっていきますので、それを続けてきた事は、多いに評価されますし、その忍耐や努力などを認めてくれる大学や会社もあるとのこと。

以前、読んだ記事では、就活で最後の役員面接の時に聞かれたのが、頑張っていた部活動のことには一切触れられず、「大学になってもピアノを続けている、今は何を弾いているの?」などと言われて驚いたとありました。

たまたま、役員の方がピアノに興味があったのかもしれませんが、実際に先日の面接の話しも聞きますと、

やはり、ひとつの事に打ち込むことは、忍耐力だけでなくその人の人間性も高めていると私は思います。。

 

「好きこそものの上手なれ」とも言いますが、続けてきたピアノが、年月とともに成長して、趣味から特技になって、今後の人生における選択の幅を広くしてくれる。

こんな嬉しいことは、ありません。

 

忙しい中高生だからこそ、細々とでも続けて欲しいな・・・と感じた秋の日でした。

 

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