スタンフォード大に三人の息子を合格させた50の教育法を図書館で借りて読みました
アグネス・チャンさんが書かれた本です。
私の父が彼女のファンで勧められたのですが、読んでみると、子どもとの向き合い方についてなるほどと思わされる部分がたくさんありました
心に留めておきたいなと思った部分を記録しておこうと思います。
● 良いことをしている時に積極的に褒める
→子どもにはかまわれたいという欲求がある。
褒められるのも叱られるのも、子どもにとってはかまわれること。
褒めることをせず、悪いことをしている時に叱ってばかりいると、子どもはかまわれたいがために悪いことを繰り返す。
●「他人に迷惑をかけるな」ではなく、「みんな迷惑をかけあって生きているのだから、周囲に対して感謝の気持ちを持とう」と教える
→助けが必要な人に対して差別的な目を向けず、助けられる子になる。
自分が困った時に周りに助けてもらうのは恥ずかしいことではないと認識でき、素直に助けを求められる。
●会話の輪に常に子供を入れる
→会話に入れないと、子どもの耳はオフの状態になってしまう。
聞く耳を育て、自分の意見を持てる子になるため、難しい話も噛み砕いて説明して意見を求めてみる。
●親の方から今日1日の報告をし、子どもの1日を毎日教えてもらう
→双方向のやりとりでコミュニュケーションを取る。
人に説明するため、小さなことにも気付く力、整理して表現する力が養われる。
●ホルモンの仕組みを理解させる
→思春期の不安定な気持ちの原因を教えてあげることで、親や周りの人のせいにすることなく、子ども自身が落ち着いて乗り切ることができる。
●毎日違ったメリハリのある刺激的な生活を与え、その中でも、勉強などやらなければならないことは自分で責任を持って時間を見つけてやらせる
→人生は想定外なことの連続で、ルーティンどおりにはいかない。
どんな状況でも臨機応変に対応する力を身に付けさせる。
アグネス・チャンさんは仕事に育児にとても忙しい生活だったと思いますが、その中でも上記のことや、他にもたくさん子どもと向き合うことを実践されており、本当にすごいなと思いました
国際的な考え方もあまり自分にはないもので、とても参考になりました。
子どもに質問されたらどんな時でも手を止めて向き合っていたとのことで...育休中の今でも私には真似できそうにありません
全て真似できなくても、素敵だなと思った部分をできる範囲で取り入れて、自分らしい子育てをしていきたいです