逃走者の近くにハンターが接近。
根建「・・・・・・・」
長田「・・・・・・・」
竹内「・・・・・・・」
見つかったのは？
竹内「・・・・・嘘やん！！」
天才ピアニスト竹内だ。
竹内は建物の裏に回って身を隠す。
しかし、それで逃れられるほどハンターは甘くない。
残り30分51秒 竹内知咲確保 残り7人
竹内「うわ～～～ハンターやっば・・・」
少しの油断が確保につながってしまう。
鈴木「・・・・天才ピアニスト竹内さん確保！」
長田「まだ再開したばっかりなのに・・・・」
加藤「・・・・何ここ？」
加藤諒が訪れたのはエリアの端にある薄暗い場所だった。
そこにはさびれた建物が多く点在していた。
加藤「・・・・つぶれたお店ばっかり。」
ここは繁華街エリア。
電理研の管理下からも外れたためすっかりさびれた場所となっている。
加藤「ここって入って大丈夫なの？」
加藤は入ろうか迷っていた。
？「入らないほうがいいですよ。」
とそこへ声をかけてくる人物がいた。
加藤「・・・どなたですか？」
ソウタ「失礼、電理研の蒼井ソウタといいます。」
加藤「電理研？」
ソウタ「この先は危険ですよ。危ないやつが出入りしていて電理研でも対応ができていない治安の悪い場所なので。」
加藤「そうなんだ～～。」
ソウタ「・・・ところで彼女をご存じですか？」
ソウタは妹であるミナモの写真を見せる。
加藤「・・・・いいえ。知合いですか？」
ソウタ「妹なんですが連絡が取れなくて捜しているところです。見つけたら知らせてください。」
ソウタはそう言って去っていく。
加藤「どういうことなんだろう？ここにいちゃダメなのかな？」
加藤は繫華街エリアを後にする。
松田「・・・・そういえば！」
松田宣浩は隠れ場所捜しながらあることを思い出す。
松田「さっき妹さんを捜している人にあったけど・・・」
松田は先ほど蒼井ソウタから妹のミナモに関することを尋ねられていた。
松田「妹さん見つけられたのかな？」
長田「さっきの気になるな～～。」
長田もミナモの写真を見ながら歩いていた。
長田「このミナモっていう子はどう言う関りをするんだ？」
そのころ、海洋公園では波留真理が心配そうな顔をしていた。
波留「・・・・まだみつかっていないのかい？」
ホロン「ソウタさんが探しているようですがいまだにミナモさんの行方はわかっていません。」
波留「そうですか・・・彼女のことですから無事だと思いたいのですが・・・」
ホロン「ところで仕事の件はどうされますか？」
波留「久島からの依頼か？もちろん引き受けますが・・・」
ホロン「ミナモさんの無事が気になって集中できなくなると？」
波留「ええ、久島にはもう少し待ってくれと伝えてほしい。」
ホロン「わかりました。」
そのころ、その蒼井ミナモはというと？
ミナモ「・・・・・なんで私ここにいるの～～～！」
彼女は繫華街エリアのとある場所で牢獄に閉じ込められていた。
数時間、彼女は友達と待ち合わせしていた場所に向かう途中意識を失った。
そして目を覚ますと牢獄の中にいたのだ。
ミナモ「私どうなっちゃうの～～？怪しい人に変なことされちゃうの～～？そんなの嫌だ～～！」
ミナモは大声で叫ぶがあたりには誰もいなかった。
その様子を見ていたクロノス社の司令室では？
青山「・・・彼女どうされますか？」
月村「せっかくだし逃走者に協力してもらって助けてみるか。」
青山「どうやって？」
月村「逃走者が動かざる得ない状況を作るのさ。」
そういうとゲームマスター月村サトシはミッションを発動。
繫華街エリア入口にゲートが出現。
さらに繫華街エリアに3体のハンターが転送された。
長田「・・・なんだ急に！」
メールだ。
松田「ミッション3、残り10分になると賞金がリセットされる。」
加藤「リセット！なくなるってこと？」
佐野「阻止するには繫華街エリアにいる蒼井ミナモを見つけ外に連れ出さなければならない。」
鈴木「なお、繫華街エリアには3体のハンターと通報部隊がいる。」
ミッション3 賞金リセットを阻止せよ
残り10分になると今までたまっていた賞金がリセットされてしまう。
阻止するには繫華街エリアのどこかの牢獄に閉じ込められた蒼井ミナモを救出し繫華街エリアの外に連れ出さなければならない。
なお、エリアには3体のハンターが捜索。さらには繫華街エリアを牛耳る怪しげな男たちが通報部隊となっており逃走者を見つけ次第声を出しハンターを呼び寄せてしまう。
根建「これかなりまずいぞ。今までのお金が無くなるってことだから。」
賞金がリセットされてしまうと逃げ切った時の賞金は6万円となってしまう。
この非常事態に逃走者たちはどう立ち向かうのか？