お昼ごはんを食べていたら、悲しくて悲しくて涙が出た。
スマホアプリで10年日記というのを使っていたのだが、去年の今日どこに行った、何をしたというのがわかってしまって、最近開けなくなった。
去年の10月は、あちこちに出かけたなぁ。
ディズニーランドに行った。
この時、初めて2人でお揃いの服を着た。
10月最後の日曜は、たまたまダリア展というのをやっていて、2人で花を見た。
花が大好きな彼は喜んでいた。
まるまるしていて、かわいらしい表情の彼の写真。
11月、この頃は変な咳をしていて、周りの人が風邪だと思うと悪いからマスクをすると彼は言った。
今見ると、ディズニーランドやダリアの写真、目の下にくまがある。
もしかしたらこの時に?
ここで私が気づいて病院できちんと検査を受けたら、もっと早期発見でまだ生きていたかも知れない?
どうして、何故。
こればっかりだ。
これを読んでお気を悪くされると申し訳ないのですが、病気になって闘病期間が1年以上あった人のことさえも羨ましいと思ってしまう。
愛する人を失った悲しみは同じなのに、すみません。
1年前、彼は元気で、2人であちこちに出かけた。
とても楽しくて幸せだった。
癌がわかってから、季節を1まわりしていない。
私のすべてだった、と言ったら言い過ぎかも知れないけれど、それぐらい彼を中心に生活していて、彼からの影響をたくさん受けて、私の成分は彼で成り立っていたようなものだなと思う。