ちょい気になる事があるんです
長野の坊ちゃんのことなんですが、小さな疑問点がワシ死んだ後、引き継ぐ子供達が更なる大きな疑問にならないよう片付けたいんです

腹水も溜まり時間も限られたと思うし
ウチに訪問看護入れて、できるところまで頑張るって…
そんなに時間あるのかな?

と、余り笑わない主治医に聞いた

最初外来から入院にした時は1カ月ないと思ったけど…
入院してラクな姿勢で過ごすの見ると1カ月いけるとも思う
終末期には、体調がまあまあ良い時期ってあるんだけど…それが今のように思う

と言われた
へぇ〜1カ月あるかないか…なんだ
と思ったら、無性に坊ちゃんの様子が気になりだした
ご飯食べてくれないから入院にしました…の後
どーしたのか、全く情報が入らない

病室から電話をして、一体どーなってるんだハッ
と話した

ワシは、施設に坊ちゃんを捨てたんじゃない
施設を信用して預けたんだ
命を預けたんだ

と叫んだ…

そこで、今1番調子いい時なら一時退院しワシは長野行きを計画した

移動用酸素も大きな物を手配し10時間持つようにして、子供達に車運転させて片道190キロ往復400キロを
命をかけて行く気であった

施設側の責任者を集め、今入院している主治医から経過を聞き、決着するつもりであったが…

一時退院した昨日夜、呼吸困難で救急搬送された
救急が来た時は血中酸素が88酸素を3リットル家庭用ではMAXに上げてたが体内に酸素が入らない
涙目になるほど苦しかったガーン

なんせ集合住宅だから、近所中がわらわら出て来て…恥ずかしかった

救急車に乗ってから血中酸素が、やっと91に上がり、少し目を開けて救急車の中を観察できた
寝てるから見える範囲は狭いが
佐藤健のドラマ 「恋は続くよどこまでも」に出てきた救急車と中は同じよーに思った

病院に着き
色々な機械に繋がれてたが…救急の医者がワシの腹を撫でながら…酸素も上がってきたし
ウチに帰る?それとも不安なら入院でもいいよ?
と言った…

坊ちゃんに会いたい…
けど長野まで行く途中に、また呼吸困難になったら、どれだけの人に迷惑かけるか考えると
もう、このまま入院することを選んだ

ここを出る時は、葬儀屋の車だろう…
無念だ!