自粛してるまにアイスクリームが美味しい季節になってしまったトロピカルカクテル
しかし未だ味覚障害が残るばばぁ
バニラアイスは石けんだタラー

坊ちゃん病院の脳外科主治医に電話をもらい
昨日急遽長野にGO

あまりに急な連絡に電話を切った後PCを検索
北陸新幹線…う〜むとうなって最近できたEチケットを登録
持ってるPASMOを登録してチケットを取った

まずは、コロコロ転がすキャリータイプの酸素ポチ
ちょいとした段差を持ち上げるのが大変
そこで、リュックに詰めた
それだけで重いから、財布手帳ハンカチくらいの荷物を入れて医療麻薬を飲み、鼻から酸素チューブつけてマスクして駅へ
新幹線  新幹線  新幹線  新幹線  新幹線  新幹線

Eチケット申し込みしたはいいがアナログばばぁはチケットじゃなくPASMOで新幹線に乗る事に、まずは不安

けど、新幹線改札をPASMOで行け!
と書いてあるから改札をピッと通った…
う〜むと改札を振り返りボーッとしてたら、お知らせメールが入る

改札通過しましたね。ご利用ありがとう…
みたいな文面である

駅でご飯買おう
と思ったら店は全部閉まってるし、車内販売もないと案内がされていた

とりあえず茶だけ買って
いざ!新幹線へ…北陸新幹線なんか初めて乗るし…
しかもEチケットなんか初めて使ったし
コロナでガラガラの新幹線だけど、自由席で人と会いたくないから指定を取った
予約時、座席表が出て席が選べるから足伸ばせる窓側の1番前

これ大正解で、すごく楽チンだった

佐久平駅から病院行くバスに直ぐ乗れて約束時間より1時間前に着く

駅から病院までタクシーに乗る予定だったから、安く済んだ分を病院レストランで小洒落た日替わりパスタ
九条ネギを使った柚子胡椒パスタを食う

窓からは、綺麗な山が見えて坊ちゃん手術の時まだ雪が残ってた山が雪なかった
長野県民、自分の家の標高が言える
と、前にマツコの番組で見た

本当かなぁ…とレストランスタッフに聞いてみた
どーやらこの病院はスカイツリーと同じくらいの標高らしい634メーター
標高にもビックリだが、直ぐ言えたスタッフにもビックリだびっくり

時間になり主治医から経過報告を受けた
傷は、順調に治っている
取り替えシャントも順調に効いてる
食欲もあり、普通に生活していいと思う

ただ、漏れた髄液と化膿してた部分が体内に入ったか入らなかったかは、分からず
しばらくは脳炎と腹膜炎に注意は必要である
金曜退院でいいでしょう

と言われ、少し坊ちゃんに会えた
よく喋ってよく笑って、たまにココ痛いよ〜とアタマに手をやって教えてくれた

大変な状態で大変な手術をしたわりには元気である
坊ちゃんは生きるチカラのある幸運な持ち主であると思った

最初は怪我で明日は脳死、植物人間と医者でさえ植物人間はお金がかかり大変な負担になるんです!
もう、これ以上は…とまで言われたのに生きた
障害は残ったが話し笑い普通の物を普通に食い生きた

次は病変のない肝臓ががんになった
そんな事になるのはほんの数パーセントだ
障害者だからと手術を断られたが、ワシの病院ですんなり手術して1週間せず退院して、いきなり手巻き寿司を食い散らかす

そして今度は髄液漏れだ
開頭手術には、嫌な思い出がある
普通の子が障害者として生きなきゃならなくなった思い出だ
また、その障害が進んでしまう恐怖心を抱えてたワシである

本当によかった
開頭手術して健常者に戻れなくても以前の坊ちゃんになれて本当によかった

退院時は、施設側もまだコロナ自粛中なので施設側が迎えに来て連れて行ってくれるそうだ
施設側が退院祝いをしてくれるそうでスタッフが色々考え中らしい
坊ちゃんは、ちゃんとスタッフや利用者さん達とコミニケーションを取り半年で施設の子になり、しっかり自立できてる様子である

坊ちゃん面会も、まだまだコロナで特別な計らいの元だったから長居も出来ず
病院到着から3時間ほどで帰る事となる

病院まで乗ってきたバスは丁度いいのがなく、病院から直ぐの小海線が走る駅まで歩いた
何処が改札で何処がホームかわからない小さな駅で時刻表を見たら帰りの新幹線に間に合わない

丁度タクシーが来たから佐久平駅までタクシー移動した
無事にポチを背負って家にたどり着いたばばぁだが…
慣れない新幹線移動と酸素つけてると疲れやすいからMAX疲れた

今回の坊ちゃん緊急事態には、たくさんの方々からの励ましと祈りを全国の方々から頂きました
人間の思いとは通じるもので坊ちゃんが順調に回復したのも、皆さんの祈りのおかげだと思います。
江戸の隅っこに寄生してる、ただ以下のばばぁに気持ちを寄り添って頂き感謝するばかりです
ありがとうございました

明日、坊ちゃんは無事退院しますパー