昨年の8・9・10月は
不安と悲しみと恐怖と緊張の連続だったので
体感として残っているというか
トラウマのようになっているのか
なんとなくソワソワザワザワ
落ちつかない日々を過ごしています
昨日は仕事から帰ってきて、家事をして、お風呂に入って、明日の準備をしてから、去年のこと、おチビのことをゆっくり思い出していました。
前十字靭帯断裂でTPLO法手術後に皮膚が壊死して、再手術に失敗して、赤くて肉が見えて、めちゃくちゃ痛そうだったおチビの足、あまりにもひどい!(怒)と細胞全てから怒りが込み上げてきて病院で叫んで怒りがおさまらなかったこと、おチビの足をどうにかしないと!と仕事の昼休憩に自転車で必死に近所の動物病院にお話を聞きに行ったこと、主人が仕事から帰宅して毎日病院に消毒・ガーゼ交換に通ってくれて、その時は、まさか死んでしまうなんて思ってなかったから『もう少しで治りそうだねぇ〜』『だいぶ新しい皮膚が出て来たね〜』って近所の獣医さんと看護士さんと話していた安心感、優しくてなごやかな会話、状況が一変して主人が突然『もう死んじゃうかもしれない』って連絡してきて、仕事を急遽早退して、ふらふらまだちゃんと歩けない可哀想なおチビを救急病院に慌てて運んだこと、救急でICUに入院をして、夜中は不安で不安で、次の日に急いで迎えに行ったこと、ICUの檻の中にいるおチビの悲しいようなあきらめたような辛くてしんどいような眼差し、私たちを見てもなにも反応しなくなった姿、慢性腎不全と言われて残りの時間が少ないと言われショックでショックで絶望したこと、全然おしっこが出なくなったのに、突然おしっこが出て『もしかしたら!!!』と嬉しくなって藁をもすがる思いで期待を込めて近所の病院に駆け込んだこと、全然食欲がなかったのになぜか突然チュールを何本も食べてくれて私を安心させようとしたのか喜ばせてくれたこと、主人が買ってきたノズル式の給水器で犬用ポカリスエットを飲んでくれて、おチビが大好きだったバニラアイスクリームを最後に食べてくれたこと、1枚でも多くおチビと写真を残したくて主人と泣きながら写真を撮ったこと、そしておチビは辛いのに私たちのために頑張って笑顔で写真に写ってくれたこと、朝も、昼も、夕方も、夜も、夜中も、明け方も呼吸が荒くて、眠れなくて、辛いのに、おチビが頑張ってたこと、その横で0.1秒でもおチビと一緒にいたいと思ってずっーと見守りながら、おチビのうめき声とともにドバドバ出てくる血のような便、死んでしまうときにおチビが便だらけだったら可哀想だと思って、何回もお尻を拭いて何回もペットシーツを変えて綺麗にしてあげようとしたこと、濡れタオルで口を濡らしてあげてたこと、ものすごくひどい痙攣で、顎をガクガクさせていて、舌を噛み切りそうで、本当に本当に心配で、必死な顔つきで、口からはずっと尿の匂いがして、水と血を吐いて溺れたような状態で、あまりにもおチビが可哀想で可哀想で
『もう頑張ったね、辛すぎるね、大丈夫だよ、もう死んでもいいんだよ!』
『もう大丈夫!!!!!!!!!』って
『もう死んでも大丈夫です、死なせてあげてください!!!!!お願いします!!!!!!』って
泣きながら神様に何回もお願いしたこと
おチビが最後の最後に、右、左のように、私を見て、主人を見て、この世を去った瞬間、動かなくなったおチビを見て、呆然としたこと
『頑張ったね、有難うね
大好きだよ!!!!!!!!!!』(涙)って
何回も、なんとも言えない、胸がえぐられるような気持ちで、言葉では足りない想いで、おチビの感謝したこと、主人と死ぬほど大泣きしたこと
火葬場で雨が降っていて、おチビの姿カタチを2度と見れなくなる、扉がしまっていく間に、主人がシクシクと泣いていたこと、お骨になって戻ってきたなんとも言えない悲しさ、なにもなくなったような空虚さ
ずらずら書きましたが
なんか、想いが、溢れすぎちゃってます( ; ; )
もちろん、まだまだ、ありますが
本当に、涙は止まらない!
きっと、一生、忘れることはないし忘れたくもない!
昨日は
突然、激しい雨になって
ザーザーとバケツの水をひっくり返したように降って
突然、ピタッと止んだ
おチビとの最後の1日もそんな感じだったと思う
最後の日々を思い出すのが辛すぎて
でもおチビとの時間を思い出してあげたい気持ちと
なんだか複雑なんです
おチビが死んじゃうかもって分かってから
ずっとずっと泣いてたけど
本当に今でも涙がドバドバ滝のように溢れてきます。
人間って
悲しすぎて辛すぎることからは
目を背けようとするのか
脳は考えないようにしようとするのか
忘れようとするのか
一生懸命、思いだそうとしないと
なんだか全然浮かんでこないというか
気づいたら違うこと考えたりするときもあるんですよね。
最後、おチビがあと少しの命と知って
この世でおチビといられる時間
残された時間を0.1秒でも多く一緒にいたいと思いました
最後に最後
救急病院で血液透析をやったらよかったのかもしれません、そしたらもう数日生きる時間が伸びたかもしれなかった、でもそのまま透析中におチビは死んでしまったかもしれません。救急病院の方は『家に連れて帰る』と言って少しびっくりしたような感じだったけど
私のわがままかもしれないけど
おチビの最後は病院ではなく
最後の最後はひとりじゃなくて
主人と私とおチビで一緒に居たかった
この世でおチビといられる残された時間を
0.1秒でも多く、おチビと一緒にいたかった
だから勝手に仕事も早退したり、無理やり休んで周りに迷惑もかけた、きっと『犬のために休むの?』って思った人もいたと思う
診察時間外の時間・休診日も来ていいよって言ってくれた、消毒とガーゼ交換に通わせてくれた、ケアしてくれてた近所の獣医さんと看護師さんに最後の最後までお世話になって
最後はおチビの大好きな友人の声も聞かせられたし
おチビの大好きな母も来てくれて側で見守ってくれたし、主人と私とおチビと最後の最後の瞬間を過ごした
獣医さんは安楽死もできるって言ってくれたけど
私は必死に頑張って生きようとしているおチビをやっぱり殺せなかった
麻薬もなくて、安楽死も選択しなかったから
おチビはありえないほど、ものすごくではすまないぐらい、辛くて苦しかったかもしれない、地獄だったかもしれない
もしかしたらおチビには申し訳ないことをしてしまったかもしれない、今でもすごく複雑な気持ち、病院で最後を迎えたら、もっと痛みなく楽に死ねたのかもしれない
でも、私はおチビをやっぱり殺せなかったし
おチビと0.1秒でもこの世で一緒にいたかったから
最後、主人と、私と、おチビでいたかったから、離れられなかったから
おチビに
どうしてあげたら一番よかったのか
今でも、あーすればよかったのかな、こーすればよかったのかなと、後悔したり落ち込んだりグルグルしちゃうよね
私は、おチビから最高の幸せと喜びを教えてもらった。おチビは私たちに与えてくれた。パワーを与えてくれた。愛を教えてくれた。
おチビの生と死から人生をよく理解できた。自分の命よりも大切な存在を失って絶望を知ったから、なにも恐れるものがなくなった。
これ以上に悲しいことはないと思うし、失うものもないし、一生分の幸せと喜びは、おチビから頂いたと思う!
シンプルに
私の人生が終わる日まで
ただ、1日、1日を、しっかり生きていこうと
思うようになった!
今日はおチビの大好きなささみを用意して
シソとチーズとさつまいもとブロッコリーとご飯
夜ご飯に用意しました。
おチビのル・クルーゼを出しました。
おチビはそばにいてくれてるかな?
おチビ
この世でおチビに出逢えたことが
この世を生きているなかで一番の幸せでした!
最高の幸せを教えてくれてありがとう!
世界一、宇宙一、大好きだよ!!!!!
おチビが、どこかで、幸せでありますように
また、どこかで、会えますように
ママより

